京都てっぱん日記

京都生まれ京都育ち、美味しいもの大好き!地元応援を言い訳に食べ歩き&ホテル宿泊強化中♪

府庁前「京都カレー製作所カリル」で、こだわりカレーを食す。

 
 
 
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実はカレー大好き、京都人。京都には多くのカレー店がありますが・・・密かに多いのが京都府庁付近。

  • 近江屋清右衛門(漬物屋が作るカレー)
  • やまびこ(すじカレーうどん)

などが立ち並び、カレー大好き京都人を象徴するような地域です。

 「京都カレー製作所カリル」は、京都のカレー人気店のひとつです。行列ができていることもしばしばだそうですが、この日はちょっと遅かったのでオタク母1人、貸し切り状態でした(^^;。

お店の外観はちょっとユニーク!スパイスが入った入れ物が並んで、何だか研究所みたい。

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オタク母は、この日はチキンカレーをお願いしました。注文を入れると、しーんとした雰囲気の中でカレー職人さんが黙々と作られます。美味しいけれど、この沈黙が耐えられない方もいらっしゃるとかでもったいない~。

個人的にはもう少し煮込んだカレーが好みなのですが、あまり食べなれないスパイスが効いていて美味しい!結局完食してしまいました。

 
 
 
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他には日替わりや色々なカレーがあり、夜の部を待たずにお昼で売り切れることも・・・。ツイッターやフェイスブックでその日の情報を発信してはりますので、事前にチェックしてから行ってみて下さいね。

 京都カレー製作所 カリル (@taka_sappy) | Twitter 

℡:075-211-6110

営業時間:月~金 11:00~21:00,11:00~15:00 土 11:00~17:00

Yahoo!ロコ<京都カレー製作所 カリル>

宇多野病院、京都タカシマヤ、嵐山の有名旅館も!宮本輝『錦繍(きんしゅう)』のタイムテーブルを作ってみた。

錦繍 (新潮文庫)
詳しくはこちら→<Amazon>錦繍 (新潮文庫)

先日のNHK「SWITCHインタビュー」から宮本輝ブームが再燃しているオタク父。今回の放送は、宮本輝×行定勲ということで興味深かったです。

SWITCHインタビュー 達人達(たち) - NHK

ほとんどの作品は読破し、装丁の有元利夫さんの美術展(@佐川美術館)にまで行ったのですが過去の蔵書は引っ越し等で処分 or 実家に置いてあるため、Kindleで少しずつ読み返してはります。いちばんハマっているのは『錦繍(きんしゅう)』。

「前略 蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラ・リフトの中で、まさかあなたと再会するなんて、本当に想像すら出来ないことでした」運命的な事件ゆえ愛しながらも離婚した二人が、紅葉に染まる蔵王で十年の歳月を隔て再会した。そして、女は男に宛てて一通の手紙を書き綴る――。往復書簡が、それぞれの孤独を生きてきた男女の過去を埋め織りなす、愛と再生のロマン。

錦繍 (新潮文庫)

典型的なへそ曲がりあまのじゃく京都人ですので今まで読んだことはなかったのですが、京都がよく出てくるよ!と言われたので試しに読んでみました。

  • 靖明と由加子が無理心中未遂した嵐山の旅館ってどこ?
  • 靖明が入院していた病院は右京区の宇多野病院っぽい?
  • 由加子が勤めていたのは四条河原町の京都タカシマヤ(断定)。

などと思いながら最初は面白く読み進めたのですが、往復書簡の形をとっているためだんだんと時系列が分かりにくくて斜め読み状態(^_^;)。オタク父に伝えたところ、暫くして解説つきのタイムテーブルを作ってくれました。

 

『錦繍』タイムテーブル。

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一部抜粋しました。©京都てっぱん日記

 

・・・キッチリした人間が小説を読むとこうなるんやなあ~と、ズボラでいい加減なオタク母はかなり驚いています。いろいろ補足事項があるようですので、少々長いかもしれませんがこちら*1もご覧下さいね。気になる点がありましたら、コメント欄等で教えて頂ければ幸いですm(__)m

ここまでしてもらったらまた読み返さないとあかんやんか・・・しかし、息子の清高の障害が分かったのとほぼ同時期に、夫の勝沼が浮気し始めたなんて鬼畜だなあ。よっぽどショックだったのかしら(^_^;)

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©京都てっぱん日記

*1:前提1)
 小説中の年の記述には矛盾があります。本文中に年の記述が具体的にあるのは2カ所です。
  
 A)モーツァルトのご主人の来歴のうち銀行を定年したのが昭和50年秋であること。
 【5通目の手紙(亜紀 to 靖明)】

 B) 亜紀の母の命日が昭和38年12月14日であること。
 【14通目の手紙(亜紀 to 靖明)】

 このA,Bと、亜紀の記憶の上でまず間違うはずのない2つ出来事の亜紀の年齢
 ①亜紀が17歳の時、亜紀の母が亡くなったこと。【1通目の手紙(亜紀 to 靖明)】
 ②亜紀が25歳の時、亜紀と靖明が離婚していること。【1通目の手紙(亜紀 to 靖明)】
 の関係を考えると以下のようになります。

 A)を基準とすると
  モーツァルト主人は、銀行定年後さらに信用組合で1年ばかり勤めているので、モーツァルト開店は最短でも昭和52年の初夏になります。②から、昭和52年に亜紀が25歳であるなら、昭和38年の亜紀は11歳となり①の記述に矛盾します。(モーツァルトの開店が昭和53年初夏以降なら、①との矛盾は大きくなります)

 B)を基準とすると
  昭和38年 亜紀17歳の時に母が亡くなり、昭和46年、亜紀25歳の時に離婚したと考えることができます。矛盾はありません。

 A)の矛盾ですが、亜紀が過去の出来事の記憶に優れている人であったとしても、夫の伯父が定年した年まで間違いなく覚えているとなると少し違和感があります。しかも、その人が定年したときは亜紀とは顔も知らない赤の他人なんですから…。よって、Aの記述は亜紀の記憶違いとし、Bの年を基準として、タイムテーブルを作成しました。
 なおこの文章は、小説に矛盾があることを批判している訳ではありません。むしろ、亜紀の当時の想い(不倫している夫の親戚なんて興味がない…)を間接的に表しているのではないかと感じています。

前提2)
 亜紀の誕生日は、小説から11月18日(14通目の手紙発信時)から12月14日(亜紀の母の命日)の間であると推測しています。この推測を前提としてタイムテーブルを作成しました。ちなみに亜紀と靖明の結婚もこの時期なので新婦の誕生日に結婚したのかもしれませんね。

京都のお勧めこだわりスーパー、「アイハート」。

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出町店は、桝形商店街にあります。

京都にはいろいろ美味しい食材がありますが、それぞれをお店にまで買いに出かけるなるとちょっと面倒くさい。デパートまで出かけるのは億劫だしなあ~という時に便利なのが品ぞろえの豊富なスーパーです。

一乗寺と常盤のライクス(いかりスーパー)も良質で美味しいものが多いのですが、オリジナル商品が多いので京都のものを買いたいときには不向きかも。

 

京都産がたくさん!アイハート。

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各店のポイントカード。

オタク母がよく行くのがスーパー「アイハート」。京都の美味しい品がたくさん置いてあります。

  • 久在屋(豆腐)
  • 藤野(豆腐)
  • 半兵衛麩(麩)
  • 薬師庵(うどん、そば)
  • 京都ぽーく(ソーセージ、ハム)
  • 紫竹納豆(納豆)
  • ブリアン(パン)
  • 山田製パン(パン)

などのこだわりの品々が揃います。出町店、堀川店、西院店がありそれぞれにポイントカードがあります。お刺身とかはちょっと高いかな(^^;

Yahoo!ロコ<スーパーアイハート>

最近は旅行者の方も多く、食材を買って帰って調理されるのか楽しそうに選んでいらっしゃいます。堀川店周辺は調理設備が整ったゲストハウスが多いのですよ。羨ましいなあ・・・(^-^)