京都てっぱん日記

京都生まれ京都育ち、美味しいもの大好き!地元応援を言い訳に食べ歩き&ホテル宿泊強化中♪

『京都人の密かな愉しみ』ヒースロー教授もお気に入り!森嘉の「からし豆腐」は美味しい♪

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お稽古の帰りに大丸京都店をブラブラしていましたら、珍しく森嘉のからし豆腐が売れ残っていました。人気商品のため、夕方に残っていることはまずないのです。かなりラッキー!

森嘉は右京区の嵯峨にある豆腐専門店。他のお豆腐屋さんとは違い、すまし粉で固めているため独特の柔らかな舌触り。

お値段はちょっとお高めですが、お豆の味がしっかりと感じられるためにファンの多いお豆腐屋さんです。

℡:075-872-3955

営業時間:8:00~18:00、日曜営業

定休日:水曜・第3第4火曜

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名物!からし豆腐。

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からし豆腐は、丸いお豆腐の中に海苔で包まれた辛子が入っています。毎回感心してしまうのですが、細かい手仕事です!

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これを知らずにいきなりガブリと食べると・・・辛い~!『京都人の密かな愉しみ』のヒースロー教授は、まるで横溝正史シリーズばりの悶絶っぷりでしたが・・・あながちウソではないです(はい、経験者です)。

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辛い~!

これをちゃんと食べられるようになれば、一人前の京都人だとか!

  1. まず豆腐を二つに切る
  2. 中心部分にあるカラシの海苔包みを取り出し
  3. そのカラシをしょうゆに溶いて
  4. 豆腐につけて食す

ほとんどをオタク父に食べられてしまいましたが・・・辛子が効いたお醤油で食べるお豆腐は格別です。宜しければお試し下さいませ。

はんなり美人の料理研究家、大原千鶴さん。高級料理旅館「美山荘」のお嬢さんでアトリエは市内中京区です!

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美人料理研究家の大原千鶴*1さんは、京都の左京区花背にある料理旅館「美山荘」のお嬢さんです。美山荘はミシュランガイド2016で旅館部門の二つ星を獲得しています。夕・朝食つきの宿泊は2名で111,780円(税込)~という高級料理旅館(^-^;

ご本人は京都市内でお料理教室を開いていらっしゃいますが、テレビ出演や取材で忙しく全国を飛び回ってはります。

 

大原さんと言えば、NHK『あてなよる』!

個人的には不定期に放送されるNHK『あてなよる』が好きで・・・お酒にあう美味しそうな「あて=つまみ」をちゃちゃっとたくさんつくってくださるので、夜観るのはお腹がすいて辛い番組でした。

あてなよる - NHK

レシピをまとめたのが『あてなよる 大原千鶴の簡単・絶品おつまみ帖 』。かなりのロングセラーだそうですが、あとがきは『京都人の密かな愉しみ』でおなじみの源監督が書かれています。

監督曰く、「大原千鶴さんは『酒呑みたちの女神』にふさわしい!」とべた褒め。でも日本酒五合→白&赤ワイン一本ずつでまだ呑むって・・・スゴイ(^^;

あてなよる 大原千鶴の簡単・絶品おつまみ帖

(本書・あとがきより)
大原千鶴を知ったのは三年前の春、鮨の文化論みたいな番組を作っている時で、なるほどこの人が天才料理人・中東吉次秘蔵の娘か、と思わせる食に対する知識の深さがあり、感じ入ったことを覚えている。会ったのは京都の洛北にある人気の鮨屋。しかし、彼女の酒量が尋常でないことに途中で気づいた私は、次第に打ち合わせどころではなくなった。衝撃的な呑みっぷり。しかも美味そうに呑む。定石通りビールから始まり日本酒をあれこれ試しながら五合、白ワインと赤ワインを一本ずつ空けたのちに、彼女はこう言った。
「日本酒に戻らはりますか? それとも焼酎にしはる?」

 ――演出家 源 孝志

あてなよる 大原千鶴の簡単・絶品おつまみ帖より

 

大原先生のアトリエ&ご自宅が見られます!

大原先生の「あてなよる」、音楽も含めてとても素敵な番組ですよね。あれは全てセットではなく、中京区にあるアトリエでの撮影です。ご自身でもたびたび宣伝されていますが、アトリエは御幸町二条を下がった場所にあります。

そして、ステキなご自宅が見られる本「むりなく、むだなく、きげんよく 食と暮らしの88話 茶呑みめし」が発売されています。珍しく洋装の大原先生も載っていますが、さらに素敵!

宜しければチェックしてみて下さいませ。

*1:京おんならしいはんなりした口調ですが、実はかなりの毒舌(^^;。実際に間近で何回か拝見したことがありますが、お着物だけでなく洋服もよくお似合いのべっぴんさんでした。

京都は狭いので、知り合いの知り合い or 友達の友達など、間に2人ぐらい挟めばたいてい行き着きます・・・大原先生のことも人づてにちょくちょく聞きます。某M幼稚園でのお茶会にさらっとお着物で来はってお茶もきれいに飲んではったとか。色々ウルサいママ方にもスゴイ!と絶賛されてはったそうです。

京都の「パン通り」@NHKラジオ『エンジョイ・シンプルイングリッシュ』。

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ル・プチ・メック。フランスっぽい!

京都の人って、京都について意外と知らないことが多いように思います。長年住んでいると当たり前になっていることもあるので、京都を客観的*1に見た記事や番組を見て、ほほ~っと感心することもしばしばです。

先日からぼちぼち続けているNHKラジオ英会話『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』4月号には、京都あるあるがたくさん書かれていて興味深いです。

その中で、「京都にはパン通りがある」というくだりがありました。へ~、なるほど。言われてみればそうですね。

Kenta: Actually, I read in the newspaper that people in Kyoto buy more bread than in any other place in Japan.

Misaki:   Are you serious?

Kenta: Uh-huh. You know, there's even a street that's known as "Bread Street."

Misaki:   Bread Street?

Kenta:    Yes. There are about 15 bakeries on that street, and they sell homemade bread. In that area, there used to be many small factories that made traditional Nishijinori fabric. Bread was popular among the factry workers.

NHKラジオ エンジョイ・シンプル・イングリッシュ 2017年4月号

ケンタが以前読んだ新聞によると、京都はパンの消費量が日本一多いとか。これは以前、志津屋の記事にも書きましたが本当です!

今出川通のパン屋を数える!

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パン通りとは今出川通のことですね。本当に15店もあるのか、数えてみることにしました。まずは東方向から。

  1. フリアンディーズ(吉田):   何種類もある食パンがお勧め。
  2. 柳月堂(出町柳):       昔ながらの感じが大学生にウケています。
  3. ボナペティ(出町柳):     未訪問
  4. アルチザナル(河原町今出川): 食パンを買いたいのだけれど、いつ行っても売り切れ。ワインにあうパンがコンセプト、でもあまり愛想なしのお店(^^;
  5. エズブルー(寺町今出川):   未訪問
  6. ル・プチ・メック(今出川大宮):ハード系のパンが美味しいのだけれど、おしゃれ過ぎるのでオタク息子には評判が悪し。
  7. マリーフランス*2(新町今出川): 車が停めにくいんだけど、久々に行きたいな~。
  8. パンドブルー(堀川今出川):  100円パンのお店。安いのに美味しい。
  9. 大正製パン所(千本今出川):  レトロなパンが美味しい!お気に入りのスーパー「アイハート」にも置いてあります。コッペパン大好き。

あれ・・・9店しかない。もっと新しいお店ができているのかしら?今度ゆっくり数えてみることにします。

(2017.5.19:追記)数えてきました!詳細はこちら↓

*1:ちょっと盛ってるよなあ、と悪意を感じることも多々ありますが(^^;

*2:昔はこんなにたくさんパン屋がなかったので、その頃お気に入りだった「マリーフランス」に通っていました。丸いシールを貯めて白いお皿をもらったものです(って、どこぞのパン祭りではありません(^^;)。

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裏にロゴ入り。年季が入ってお見苦しいのはご勘弁をm(__)m