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京都の錦市場に有次という刃物屋さんがあります。創業は永禄3年(1560年)という歴史のある老舗有名店で、今の寺久保進一朗社長は何と18代目。お店には料理関係の道具がずらっと並んでいて圧巻。眺めているだけでお料理が上手になれそうな感じがします!
数年前ですが、地域のイベントで有次のスプーンを作りました。お店でお鍋などを作るときに出てきた銅板の端材を使って、自分だけのスプーンを作るというエコ関連のイベントです。
有次で、マイスプーンを作る!
ガラケーだったため画像が粗くてスミマセン。最初に有次18代目の寺久保社長さんから説明があり、スプーンの形と柄に入れる模様を選びます。
それからは職人さんに手伝ってもらいながら、ひたすらトンテンカンテンと用具で叩きます。息子はベテラン職人さんから 「お、うまいなあ!」 と褒められて得意そうに叩き続け、上手に指導して頂いたおかげで何とか仕上がりました。
最後は柄の裏側に自分の名前を入れてもらって出来上がり。寺久保社長さんからは、 「捨てるものでも手を加えたら使えるようになりますし、このスプーンを家で使うことで、使い捨てスプーンを使わなくてもよくなります。ものを大切に使うことを学んで下さい。」
とのお言葉を頂きました。でも世界に2つとない貴重なスプーンですので、もったいなくて未だに使っていません・・・(^^;