京都てっぱん日記

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京都名物「竹入り水ようかん」の正しい食べ方まとめ。

お中元として京都で喜ばれる贈り物に、竹筒に入った水羊羹があります。このお菓子、食べ方にちょっとコツがあるようですのでちょっとまとめてみました。

1:竹の底に穴を開け、たたいて出す

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上の動画でもありましたが、西本願寺御用達でどら焼が有名な「笹屋伊織」によりますと、竹の底に穴を開け、軽くたたいて中のようかんを出すと上品に食べられるそうです。お茶席などの改まった席の場合には、このやり方でいただくのがお勧め。

2:竹の底に穴を開け、息を吹き込んで出す

(1)袋から取り出します。

(2)同梱されているピンで竹筒の底を刺します。

(3)しっかり奥まで刺してください。

(4)ピンを回転させながら引き抜きます。 

(5)竹筒に底に穴が開きました。 

(6)竹筒の底にできた穴に息を吹き込んで、ようかんを出します。 

水ようかん清竹の召し上がり方

楽天市場にお店がある「京みずは」さんのページの食べ方です。竹に穴を開けて息を吹き込む→出た水ようかんを切っていただく、という上品なパターンです。

 

3:竹の底に穴を開けたあと、直接口をつけて吸い出す

以前何かのバラエティ番組で瀬戸内寂聴さんと市川海老蔵さんが竹水ようかんを召し上がっていましたが、竹底に穴を開けてから口を直接つけて吸い出してはりました。

そうそう、これってオタク母と同じ。子どものころからこの食べ方ですが、竹の香りが直に感じられてより美味しく感じられます。でも以前オタク息子にやって見せたところ、

「え・・・マジ?」

と、かなり引いて驚いていました。客観的に見るとあまり上品な食べ方ではないのかなあ・・・?

 

「竹入り水ようかん」、どこがお好み?

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美味しい(^-^)

竹入り水ようかんのお店は本当にたくさんありますが、個人的にお勧めのお店をいくつか挙げてみます。

先斗町駿河屋(先斗町)

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明治時代からの名店。先斗町にあり、「一口わらび」でも有名なお店です。子どものころからこちらの「竹流し水ようかん『竹露』」がお気に入りでした。あっさりとした上品な甘さと涼しげな口当たりがとても美味しいです。

東京のデパートでは期間限定で取り扱いがあるようですが、関西では先斗町の本店でしか購入できません。機会があればお試し下さいね。

℡:075-221-5210

10:00~18:00

定休日:火曜

食べログ<先斗町駿河屋> 

 

二條若狭屋(二条通小川)

二条通小川にあるのが本店。支店の寺町店*1には喫茶も併設されており、夏場のかき氷が有名です。こちらの「竹入り水ようかん」は京都ではJR京都伊勢丹、大丸京都店、京都タカシマヤなどで購入できます。

通販ならこちら→二條若狭屋 竹水羊かん【三越伊勢丹/公式】

℡:075-231-0616

【月~土】8:00~18:00【日・祝】8:00~17:00、日曜営業

定休日:なし(ただし1月1日~3日は休み)

二條若狭屋

 

笹屋昌園(龍安寺前)

笹屋昌園は、本わらび粉で作られたわらび餅「極み1,728円(税込)がとても有名なお店です。「月曜から夜ふかし」「ちちんぷいぷい」などの有名テレビ番組でも取り上げられて大人気!

こちらのお店の竹水羊羹は、さっぱりとした黒糖風味が美味しいのです。すだれ籠入りは夏らしく涼しげで贈答品にぴったり。

℡:075-461-0338

10:00~18:00、日曜営業

定休日:火曜

食べログ<笹屋昌園>

以上、お勧めのお店をご紹介してみました。ご参考になれば幸いです(^-^)

*1:ちなみにこちらのご子息は寺町店の近くで「二條ふじ田」という割烹を経営されています。ランチのちらし寿司が美味しくてお勧めです!デザートにはご実家、二條若狭屋の和菓子を出して下さいます。美味しいですよ!