京都てっぱん日記

オタクな父&息子と3人暮らし。京都の面白そうなことをお知らせしようと、日々徘徊中。

祇園祭「長刀鉾」のお稚児さんは全てがスゴい!

<こちらは人気記事のため、随時更新しています(最終更新:2017.6.1)>

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昨年、長刀鉾町会所で偶然見かけた「吉符入り」。「太平の舞」を披露します。

この時期、世間で話題になる「稚児(ちご)」いわゆる「お稚児さん」とは山鉾巡航(やまぼこじゅんこう)の先頭、長刀鉾(なぎなたぼこ)に乗る男の子で、祭りの主役です。お稚児さんは本人だけでなくご両親の衣装代や周囲の方たちへのお礼代などで莫大な費用がかかるため、お金持ちの家のお坊ちゃんしか選ばれません。

オタク母は某神社で長年アルバイトをしていたためにちらっと聞いたことがありますが、かなりまとまった金額*1だったため、びっくりした記憶があります。

神官さん曰く、

「ちょっとしたマンションが買える価格やな」

だとも。ウン千万円だそうですよ・・・ひえ~っ(^^;

 

長刀鉾のお稚児さんは大変!

祇園祭の稚児には他にも神幸祭・還幸祭で神輿の先導役をする久世駒形稚児(くぜこまがたちご)や、鉾の先導役として6人の稚児が巡行に参加する綾傘鉾(あやがさぼこ)のお稚児さんもいはりますが、長刀鉾のお稚児さんはやはり注目度が違います。

ちなみに「夏柑糖」で有名な老松のご子息も長刀鉾のお稚児さん経験者です。葵祭の斎王代と同じく、

「○○の××さんって、お稚児さんしはったんやてぇ~」

と後々まで話題になりますので、お商売をされているお家にはかなり良い宣伝*2になるのですって(^-^)

otaku-son.hatenablog.com

お稚児さんに選ばれてから、山鉾巡行の翌日「お位返しの儀」 までの約1ヶ月半、本人とご家族は毎日大忙しです。

  • 京都市長表敬訪問
  • 衣装合わせ
  • 乗馬練習
  • 八坂神社参拝
  • 注連縄(しめなわ)切練習

・・・これらはほんの一部です。この期間、「稚児は『きゅうり』を食べてはいけない」「女性(母親含む)が稚児に触れてはいけない」などの伝統的なしきたりも多々あり、終わるまでは色々と気が抜けないようですね。

ご両親はともかく、10歳前後の子どもには本当に大変なお役目のようですね。暑い中たいへんだと思いますが、頑張ってほしいものです。

*1:基本的には京都らしく「お気持ち」なのですが、あまり質素で貧乏クサイのもみっともないよね~ということらしいです(^-^;

*2:たったウン千万で一生「あそこの坊ちゃんはお稚児さんやで」と言われて宣伝してもらえるならお得、と聞いたことがあります。後々もずっと言ってもらえるし、色々なことに参加できるようになるので面白いのだとか(^-^;