ちょっと行きにくい場所にありますが、我が家のお気に入りのお店、ラーメン桃花春。札幌オリンピックの選手村で腕を振るわれていたご主人のお店です。
同名の中華料理店が、かつて新京極花遊小路にあった。「桃園亭」「東華菜館」とともに創業者が北京の同村出身であり、それは皆、昵懇の仲だったという。 「桃花春」だけが後継者不足に泣き、やむなく閉店した。90年近く前の看板を譲り受けたのが、親戚筋であり厨房で働いた経験もある同店のご主人である。
Club Fame より
ご主人が譲り受けた看板は、お店のカウンター前に大事に飾られています。桃園亭(とうえんてい) は京都タカシマヤの横にあるお店。東華菜館は言わずと知れた名店で、四条大橋にある四条店はヴォーリズが設計した素敵な建物です。
お店ができたばかりの頃、オタク息子が幼稚園児だった十年ほど前から通っています。当初はお客さまも少なくてご主人から冗談半分に、
「美味しいやろ?幼稚園のお友達に宣伝しといてや!」
と言われていたことも懐かしい。その昔はお客がオタク一家だけの時にご主人自ら、中華の前菜を作ってくださったこともありました。から揚げも美味しかったのですが、お客さんが増えてきたころからメニューからなくなってしまいました・・・残念!
昨年末はお店が忙しすぎたようで、ご主人が腱鞘炎で鍋を振れずにしばらくチャーハンが食べられませんでした。パラパラ系ではなくしっとり系のチャーハンで食べやすく、オタク父&息子の大好物なのです!
土曜のお昼は大混雑!
いつもは混雑時を外して伺うのですが、先日はしばらくぶりに土曜のお昼まえに伺ってみました。お店に着くと既に満席。少し待ってから席につき、ラーメンが来るのを待ちます。席の横には地元の小学生が取材して作ったという壁新聞が貼られていました。
ラーメンは相変わらず安定感のあるお味。チャーシューがこれでもかと言わんばかりに載っています。スープは醤油ベースににんにくが入っていて、深みがあってとても美味しい!デートや来客の前にはお勧めしませんが、食べると元気が出ます。我が家はたいてい金曜か土曜の夜にお邪魔してパワーチャージします。
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食べ終わってお会計をしながらご主人と少しお話をして、外に出てみると行列ができていました。タクシーで乗り付けるおば様たちのグループまでがあって、お店の前はちょっとした交通渋滞になっておりました。
一昨年には日清から袋麺、昨年はセブンイレブンからご当地麺として販売されていました。大人気のお店ですので、売り切れていたらゴメンナサイ。
市内からは少しアクセスしにくい場所にあるのですが、宜しければお試し下さいね。駐車場もあります!