明治、大正時代の近代和風建築の特徴を伝える重要文化財・旧三井家下鴨別邸(京都市左京区)の一般公開が1日、始まった。多くの市民や観光客が、見晴らしの良い望楼を持つ主屋の内部や、茶室の外観を眺められる庭園の見学を楽しんだ。
豪商で財閥だった旧三井家の同別邸は、下鴨神社の南にある。1925(大正14)年に建築された後、49(昭和24)年に国に譲渡され、京都家裁所長宿舎に使われていた。2011年に重文に指定され、管理することになった市が翌年から保存修理を進めてきた。
一般公開は1階部分などで、水曜と年末を除き、午前9時~午後5時(受け付け午後4時半)。
こちらの別邸*1、戦後は家庭裁判所長官舎として使われていたそうですが、その後はほったらかされていたようでかなり傷みが激しかったとか。
入場料金は大人 410円/中高生 300円/小学生 200円(20名以上は団体料金)です。
期間限定で一般公開も!
11月19日~12月4日までは、期間限定でふだんは公開されない2階座敷や大文字山が一望できる3階望楼が特別公開されます。要チェックですが料金がかなり上がります(^^;。一般800円/中高生600円/小学生400円(通常の見学料含む)です。
三井家生家跡、ルビノ堀川はリニューアルしました!
色々アップしてきましたが、京都には三井家関連の建物がたくさん残っています。ちなみに生家跡はルビノ堀川というホテルになっています。先日、耐震工事を終えてリニューアルオープンしました。
*1:父方の祖父母宅が近くにあるのですが、糺の森に目を奪われるせいかこのような建物があるとは全く知りませんでした。勉強不足・・・(^^;