日本高野連は24日、大阪市内で全国高校野球選手権大会の運営委員会を開き、来夏に迎える第100回の記念大会に合わせ、優勝校に渡される「深紅の大優勝旗」を約1200万円かけて新調すると発表した。
新優勝旗は縦1メートル6センチ、横1メートル51センチの大きさで、重さはポール部分を含めて約10キロとなる予定。これまでのものと同様に、最高級の西陣織の技法、つづれ織りで織られる。京都市の専門業者、平岡旗製造株式会社が制作を担当。6月ごろに織り始め、来年4月ごろに完成する見通しだ。地方大会の優勝旗も同時にリニューアルする。
初代の旗は1915年に製造され、1958年に2代目にバトンタッチされました。どちらも西陣の名人がたによって織られ、かなり高価な品だそうです!
平岡旗製造株式会社とは?
創業は1887年の老舗で、四条烏丸から東へ歩いていったビルの1階にお店があります。ちなみに先日ご紹介した「烏羽玉」の亀屋良永より、少し東側です。
店頭には京都だけでなく日本各地の色々な学校・会社・団体の旗や優勝カップが並べられています。旗や優勝カップなどに見覚えのある学校名を見つけては、ああ、やっぱりあの学校は強いんやなあ~などと感心しています(←暇人です(^^;)。
→1887年(明治20年)創業 京都の旗専門店 平岡旗製造株式会社
野球経験者でもある社長さんが今回コメントを発表されていますが、なんだか嬉しいですね。
この度、3代目の大優勝旗の新調のご用命を賜りましたことを大変光栄に感じております。
と共に、日本を代表する優勝旗でありますので、身の引き締まる思いでございます。
この優勝旗には多くの方の夢が詰まっています。
今回新調させて頂く3代目大優勝旗も50年・60年と使い続けられますよう、全社一丸となって製造に取り掛からせて頂きます。
平岡旗製造株式会社
代表取締役社長 平岡昌高
余談ですが、センバツにオタク息子の学校が選ばれるかもしれないというニュースを聞いたので、それならついでに春の優勝旗も新しくしはったら良かったのに・・・なんて呟いていましたら、聞きつけたオタク父が、
「春と夏とは主催会社が違うで。ま、心配せんでも選ばれへんやろうけどな~( ̄ー ̄)ニヤリ。」
などと小ネタついでに申しておりましたヽ(`Д´)ノプンプン。