私事ですが、巫女さんのアルバイトを大学在学中ずっと続けていました。巫女バイトの多くは年末年始にお守り等を販売することが仕事ですが、オタク母は某有名神社*1の結婚式担当で土日祝のみ(ささっと済ませて平日に自由な時間がとれるので、個人的に都合が良かったのです)。
大学の先輩が、このアルバイトを紹介してくれました。京都はやはり人のつながりが大事だと改めて実感。感謝です!
仕事の内容としては、
①事前の説明→新郎新婦それぞれの控室へ行き、新郎新婦と参列者に式の説明(玉串拝礼、二礼二拍手一礼、誓いの盃等)をする。
②式本番→式進行と神官さんのサポート。修祓の儀(しゅばつのぎ)、誓いの盃、玉串拝礼、誓詞奉上など。
③後片付けと次の式の準備→三三九度で使用したかわらけ等を回収し全員分を洗って拭き、新しいものをセッティング。
式本番の所要時間は15分。式には2人セットで入り、大安吉日の日は4人で10時から4時までフル回転していました。
巫女さんに必要なもの、まずは3つ挙げてみました!
黒髪は必須条件。茶髪は禁止!
茶髪は絶対禁止!そしてできれば一つにまとめられるぐらいの長さも必要。ショートボブ(おかっぱキノコ)のオタク母が髪をまとめた時はヘアピンだらけなので、和紙製の飾り+つけ毛をかなり上のほうまで持って来て誤魔化していました。
アクセサリー、派手ネイルもダメ!
三々九度等、意外と手を使う仕事ですので手先が人目につきます。うっかり派手なネイルをしてきた子は、神官さんに注意されてその場で落としてはりました。もちろん指輪等もなしです(巫女は基本的に未婚女性のみなので、結婚指輪もダメ。
色白であること
うちの職場は絶対に日焼け禁止!でした。先輩巫女さんが海外旅行でかなり日焼けしてきたことがあったのですが・・・神官さんや雅楽担当の方から「これはちょっとあかんやろ~」と言われてしばらく表には出ず、裏方で雑務をしてはりました。
以上3点、要は巫女さんの清楚なイメージを壊さないようにすれば良いようです。でないと参列者さんからクレームが入る場合もあります(T_T)
巫女のアルバイトは随時募集中です!
なぜこんなことを書いてみたかというと、巫女さんのアルバイト募集を見つけたからです。巫女さんのアルバイトは人気なので、神社によってはすぐ締め切られる場合も。見つけたら早めに応募することをお勧めします!
晴明神社:安倍晴明で有名な神社。長期アルバイト募集です。
下鴨神社:年末年始のみの「正月助勤巫女」募集は、トップページの「お知らせ」から飛べます(時期によっては募集がない場合もあります)。
巫女さんのアルバイトは行儀作法等が学べたりと、とても良い経験ができるのでお勧めです。他のアルバイトは禁止でも、巫女ならOKというご家庭もあるようで・・・宜しければ探してみて下さいね。
*1:少し前には超有名な女優さんが結婚式を挙げはりました。噂ではここ数年は人気が出過ぎて、結婚式専用の別部門ができたとか(^^;