私事ですが、学生時代はずっと巫女のアルバイトをしていて他のアルバイトができませんでした。当時はさほど不満はなかったのですが、この年になると他のかわいい制服も着てみたかったなあ、とちょっと残念に思います。
ちょっとマニアックかもしれませんが・・・着てみたかった制服のお店をいくつか挙げてみます。思い出したらまた追記しますね。
一保堂茶舗
言わずとしれた寺町通の老舗名店、上は丸の内店のお写真です。一時は毎月のように通って何かしら購入していました。こちらの制服は京都の有名店「モリカゲシャツキョウト」への特注品だけあって、シックでオシャレです。
数年前にリニューアルしたそうですが、相変わらず素敵。かなり本気で欲しかったのですが、非売品だそうで泣く泣く諦めました。
シャツのようでシャツではなく、エプロンのようでエプロンでもなく。海岸で水着の上に羽織ってウエストを紐でとめる、そんなリゾートドレスをヒントにしたさっと着れてきまるシャツエプロン。
オープン当初の形はそのままにカラーを少しアレンジしています。
麩嘉錦店
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府庁前の本店ではなく、錦店。こちらのスタッフさんがお召しの「ふ」と書かれたエプロンがとてもかわいい。一澤信三郎帆布のものだそうです。ちなみに本店ののれんでお馴染み、おかめさんのトートもあります。
このエプロン、昔は購入できたようですが・・・今はどうなのでしょう(買い物はいつも本店で済ませるため、あやふやでゴメンナサイ)。
フランソア喫茶室
木屋町にある欧風喫茶室、映画関係者もよく使ったという有名店。もう長いこと伺ってないのですが、昔はよく行きました。こちらのウェイトレスさんのグレーの制服はまるでミッションスクールの制服のようで、とってもかわいいのです。
フランソアは1934年、社会主義者の故・立野正一さんが建てた。豪華客船をイメージした内装は、イタリア人留学生のアイデアだ。創業時のメニューの表紙は藤田嗣治の絵。建物は国の登録有形文化財。ぜいたくな空間というだけではない。戦前は反ファシズム誌「土曜日」を置き、左翼の知識人や芸術家、三高の学生らが集う、反骨の喫茶店だった。
コーヒー1杯550円。ウインナコーヒー700円。全国チェーンのセルフサービス店の値段に慣れた身には、少々割高に感じるかもしれない。だが、非日常の空間で味わう、まろやかなコーヒーの味は格別だ。
一部抜き出しましたが、上はフランソアについて書かれた新聞記事。お店の推薦人は映画監督の故・新藤兼人さん(故・音羽信子さんのご主人) です。宜しければ読んでみて下さいね。
全くの余談ですが、フランソアの話を実家の母にしてみたところ・・・
「懐かしいわ~、わたしもよく行ったわ」
だそうで。親子二代で同じ喫茶店に行っていたことが分かってちょっと驚き。なんだか面白いなあ(^-^)