古都。そこには人々が心のよりどころにしてきたお寺や神社があり、人が集まる門前には、長年愛されてきた名物グルメがある。お参りついでにおいしいものを食べるという日本人の趣味の原点を京都・奈良・鎌倉で実践。
第一回は京都の北の天満宮を訪ねる。ここは豊臣秀吉の大茶会の舞台となった地。大茶会ゆかりのお菓子や、大茶会を契機に生まれた名物などを紹介する。背景にある歴史を知れば、名物がますますおいしく味わえる。
門前菓子大好き!な方にはぴったりの特集です。門前グルメの「背景にある歴史 」も勉強できますので、ますます美味しく食べられそう。さすがEテレ!(総合で再放送もあります)
今回は北区の北野天満宮。京都の人には、天神さんと呼ばれて親しまれています。友人が平野神社近くに住んでいますので、天神さん周辺にもよく遊びに行きました(^-^)
長五郎餅
天正15(1587)年10月、九州平定を終えた豊臣秀吉は北野天満宮の松原で大茶会を催すことになり、市中に高札を掲げて上下の別なく参加を呼びかけた。
長五郎も出店仲間に言われて茶屋を出し、秀吉に餅を献上したところ大層気に入られ、「以後『長五郎餅』と名乗るべし」と命名されたという。
柔らかいお餅で餡をくるんだ、京都にはよくあるタイプの餅菓子です(^^;。本店以外には大丸京都店、京都タカシマヤでも購入できます。
ちなみに本店近くには京都こども文化会館「エンゼルハウス」がありますので、発表会等で訪れた方も多いはず?
たわらや
太~い一本うどんで有名。ゆで上がるのに60分もかかるそうです。先日も山村紅葉さんがテレビ番組でご紹介されていましたが、観光客の方向けですね。地元の人間はおうどんが食べたかったら上七軒「ふた葉」のほうに行くような・・・気がします(^^;。
粟餅所・澤屋
お餅をちぎってシャッシャッと投げるおじちゃんと、それを丸めるおじちゃん。甲子園球児もびっくりのバッテリーぶりですので、ぜひ間近で見て頂きたいです。
なめらかなあんこに包まれたぷちぷちの粟餅、久々に食べたいなあ・・・。持ち帰りの場合、あんこときな粉の個数の割合は多少融通が利きます。きな粉は時間が経つとお餅の水分が出てきてベチャッとなってしまうので(^^;、我が家はいつもあんこ多めでお願いしています~。
三都めぐりということで、しばらく京都が続くようですね。来週は大徳寺、再来週は西本願寺。かなり楽しみです!
Eテレでは火曜に放送されますが、NHK総合では木曜日に再放送があります。宜しければご覧下さいね(^-^)
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