丹後半島には間人(たいざ)の間人蟹や宮津のへしこ 、舞鶴のとり貝などの美味しい海産物が豊富ですが、食通に評判が高いのが宮津にある竹中缶詰のオイルサーディン。イワシを丁寧に下処理した後、塩水に漬けてオイルで煮込んだものです。
よくおすそ分けでこちらのオイルサーディンを頂くのですが、プルトップのふたを開けるとイワシがきれいに並んでいます。丁寧な仕事ぶりが窺えます。
この竹中缶詰のオイルサーディンには、いろいろな種類があります。違いがよく分からなかったので、竹中缶詰の方に詳しく聞いてみました。
その1:間違い探し?「真いわし」と「片口いわし」。
こちらは巷でいちばんよく見かける紙パッケージの缶です。このタイプには高い「真いわし」:515円(税込)と、安い「片口いわし」:455円(税込)があるのですって!イラストに描かれたイワシの側面に、斑点があるのが高い方(真いわし)*1だそうです。
なんだか間違い探しクイズのようで、並べて見比べないと分からないですね・・・好みによりますが、真いわしの方がやはり風味や食感が良いそうです。
その2:天橋立が描かれたパッケージ、通称「青缶」の真いわし。
天橋立の絵が描かれたパッケージ=いわゆる「青缶」は、京都府北部限定(及びお取り寄せ商品)の真いわし、上の真いわしと中身は同じです!昔からの根強いファンはお馴染みのこのパッケージを好まれる気がします。お土産によく貰うのもこちらですね。
その3:紺色のパッケージは業務用の片口いわし!
「サンフェース印」と言われる缶は、飲食店などに卸す業務用の片口いわし。そう言えばインターネット等の通販ではお手頃価格でよく見かけますが、スーパーなどでは見たことがないような?
ぶっちゃけ、こちらのオイルサーディンはどれを食べても美味しいです。もしどこかで竹中缶詰のオイルサーディンを見たら、
「これは青缶やね・・お土産でもらった?(あまり売ってへんし、通やね!)」
「これは片口いわしやね・・・(お安いほうやねえ(^^;)」
と、いちびって言ってみて下さいませ。
*1:追記:お店の方によると、紙パッケージのシリーズにはエキストラバージンオリーブオイルで漬けられた高級品もあるそうです。限られたお店にしか置いてないのですって!