雑誌「SPUR(シュプール)」を読んでいたら、面白そうな傘が目に留まりました。調べてみると空気力学に基づいてつくられた壊れにくい傘だとか。しかもムーンバット社の傘ですって!
ムーンバットは京都の室町四条(四条烏丸の一筋西)に本社があるファッション雑貨の会社。傘や毛皮小物などを扱っており、デパートによく置いてあるので女性には特に馴染み深い会社です。洋傘と言えばムーンバット、を連想する方はけっこう多いのでは?
デザインエンジニアだったグレイグ・ブレブナーは風によってひっくり返った人々の傘の先が彼の眼を突きそうになる凶器のように感じました。
すでにある傘より機能に勝り、デザインも美しくスタイリッシュに仕上げるように試行錯誤を重ねました。そして試作第1号のBLUNTは嵐の中、折れることなく持ちこたえたのです!耐風実験においても最高風速117km/時を超える風に耐え抜きました。
傘を開く時に使われる動力が傘生地全体に分散され、空気力学的に傘生地がピンと張った状態になり、ひどい天候の中でも傘が裏返ることなく、軽々と持つことができるのだそう。
お値段も約5,000円~と、高すぎず安すぎない程々のお値段。市松模様のような傘もあります!
このところ、京都では強風が吹いているのです。昨日は自転車に乗っていたら突風が吹きつけて帽子が飛びそうになり・・・路上のお嬢さんたちの日傘も、あまりの強風に裏返っていました。家に帰ると、ベランダに干した洗濯物があちらこちらに飛び散った悲惨な状態(^^;
梅雨も近いのでいろいろと物色した結果、きれいな柄の傘を発見!これなら目立ちすぎず持てそうです。かわいい♪