コロナウイルスのため、パーティーや集会の類は控えるようにとのお達しのせいで・・・楽しみにしていたイベントが立て続けに数件も中止になりました。お茶会やお稽古もしばらく中止。ただでさえ観光客が減っているのに、京都は大丈夫?
と思っていたら、お稽古先で興味深い話を聞きました。茶道関連のイベント、お茶会やお稽古が中止になっているせいで和菓子業界(特に生菓子)のお店が大打撃なのですって。
大打撃!京都の和菓子業界。
これはお気の毒、ちょっとでも貢献しようと京都タカシマヤまで出かけて地下の生菓子コーナーへ向かいました。ここでは千本玉寿軒、二條若狭屋、長久堂などのお菓子が購入できて便利なのです(^-^)
ちなみに長久堂は以前、河原町OPAにお店があったのですけれど少し前になくなってしまったのでここは本当に便利。本店がある北山まではなかなか行けないので。
予約していたひなまつりのお菓子、「ひちぎり」を購入。この季節になるとあちこちで見かけるので気づかなかったけれど、京都だけのお菓子だそうです*1。
ひちぎりの由来
宮中のお祝いで用いられた「菱餅」が民間に伝えられたのが始まりと言われており、餅をひきちぎった様な形が特徴です。今では、京都のひな祭りに欠かせない和菓子となっています。
京都では旧暦に雛祭をお祝いする習慣が残っていることから、4月3日まで販売しております。
色もサイズもかわいらしいお菓子。オタク父が食べさせろと横でギャーギャーうるさいのを無視して、しばらく眺めてしまいました。塩芳軒のひちぎりは、本店のみまだ1か月ほど販売しはるようです。もし機会があれば、お試し下さいね。
*1:こういう俗説もあります。ご参考まで(^^;