千年の都・京都洛中のおいそれと覗けない町衆のお遊び。土地に根付いた真の京都人に脈々と受け継がれてきた贅を極めた極上の遊び、コロナ禍の中の春から夏に渡る第二弾。
千年の都・京都洛中でくり広げられる、観光客はおろか京都に住む人たちでさえ覗きたくてもおいそれと覗けない「極上のお遊び」その第二弾。コロナ禍の京都の桜、初孫の成長を願うお節句には先祖代々の金屏風に鎧兜、まさに洛中のど真ん中に新装開店する板前割烹。洛中の町衆ならではの秘めやで、雅な贅を極めた遊び、つきあい方、脈々と受け継がれてきたディープな世界再び。春から夏へ、風雅な京都人の世界へ、ようこそ。
前回に引き続き第二弾!親切な方に教えて頂き、忘れず録画できました。これは京都でも一般人にはご縁のない高貴な世界、まるで「〇〇画報」とか「〇ァンサンカン」の世界~♪
京纏師(きょうぬいし):長艸敏明さん
前回に引き続き長艸敏明(ながくさとしあき)さん、皇室からも注文がある京纏師さんです。平野神社近くの工房は「貴了庵」(ふだんは非公開)。
祇園甲部の人気芸妓、紗月さんのYouTubeで長艸さんのインタビューと工房内部が見られます。
亀屋則克「浜土産(はまづと)」
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お茶会でのお菓子は堺町三条上ル、亀屋則克「浜土産(はまづと)」。ハマグリの貝殻の中に琥珀色の寒天と浜納豆が入ったお菓子。爪を差し込んで開け、貝殻ですくっていただきます。
℡:075-221-3969
亀屋清永「清浄歓喜団」
七種のお香を練り込んだこし館を米粉・小麦粉で作った生地で金袋型に包み、上質の胡麻油で易げた賛沢な逸品。 昔は万病の薬だったそうです。
1個648円(税込)もする高級菓子、今でも庶民はあまり食べられないかも?下リンクから通販可能です。
→<亀屋清永/カメヤキヨナガ> 京都/清浄歓喜団(和菓子)【三越伊勢丹/公式】
近庄ホールディングス取締役:山内早苗さん
実に華やかで知的、更にご奉仕の心に感銘です!京都の素敵な女性リーダが挙ってご参加!「国際ソロプチミスト京都第46回チャリティバザー」多彩なお取り組み!
森陽子 会長、山内早苗 バザー委員長、千容子 ソロプチミスト日本財団理事長、田中田鶴子 大和学園名誉学園長はじめ、歴代の会長、役員・会員の皆さんの高いお志とご奉仕に頭が下がります。
上は「国際ソロプチミスト京都」のチャリティバザーでのお写真、京都経済界?の有名マダムばかりですね。門川大作市長の右横が山内早苗さんです。
女性誌にもよく掲載される山内家はもともと、江戸時代から続く染色用工業糊を扱う商家。現在は「近庄ホールディングス」として不動産や建設業など多角的経営をされています。
山内早苗さんはこちらの専務取締役、そして思文閣グループのご親族でもあるそうです。納得。
→「伝統と文化の伝承」のお手伝い|会社案内|株式会社近庄ホールディングス
ちなみにご自宅「山内家」は下鴨下川原町にある下鴨西通沿いの邸宅、個人の御宅なので場所の掲載は控えます*1。
象彦
山内早苗さんがお孫さんの初節句に誂えはったのは漆器専門店「象彦」。ご子息のご結婚時やお正月のお椀などもここのものだとか。ちなみに2016年の斎王代さんのご実家です。
付け加えるなら接客されていたのはお母様で、大昔の斎王代さんです。そしてお母様の姉妹さんお2人も斎王代というセレブご一家。
末富
名前入り煎餅を誂えはるのはブルーの包装紙でおなじみ、松原室町東入ルの「末富」。京都の和菓子と言えばここ!と決めている方も多いです。
こちらのご主人は山口富蔵さん、以前NHKプロフェッショナルにも出演された有名人です。
浜作三代目ご主人:森川裕作さん
日本で板前割烹(オープンキッチンカウンター)というジャンルを初めて取り入れたお店。前回の放送では料理教室が大人気でしたね。
今年、祇園から新町六角に移転して再オープンしました。予約がとれない人気ぶりだそうです。オープン時のお花は大市、松竹株式会社、壇ふみさん・・・など、有名な方ばかり。さすがやなあと。
℡:075-561-0330
どの方もいかにも「京都人」らしい喋り方のせいか、改めてテレビで見ると何やら生々しいですね。大昔の貴族階級やお公家さんを見ている感じ。
とりあえずの感想としては「お金持ちのお付き合いや嗜みはお金がかかる、すごいなあ」と。長艸さん曰く「お金がどんどん出ていくんですわ」って、そりゃあそうでしょうね・・・
見直して、随時追記します♪
*1:実家の母はこのお家の前が通学路、運転手つきの車で出ていかはるのを毎朝見かけて「どこの社長さんやろ」と思っていたらしい(^^;