京都てっぱん日記

京都生まれ京都育ち、美味しいもの大好き!地元応援を言い訳に食べ歩き&ホテル宿泊強化中♪

「京つけもの大安」どぼ漬(ぬか漬け)教室に行ってきました!

ちょっと小雨ぎみ・・・

大安本店の「どぼ漬教室」に当選したので行ってきました。大安(だいやす)は1902年(明治35年)創業、デパートや駅ビルなどには必ず入っている有名すぎるほどの有名店。

もちろん知っているけれど・・・本店ってどこ?と調べたら、平安神宮や動物園の近く、もっと言えば行列ができるおうどん屋さん「山元麺蔵」「おかきた」の北側でした。

営業時間:9:00~18:00

年中無休

京つけもの 大安 (公式通販サイト)| 店舗紹介

あ、京都ではぬか漬けのことを「どぼ漬け」と言います!家でも漬けているのですが、このやり方でいいのかと不安になったので来てみました。

本店1階は売店、奥に体験スペースがありました。最初に社長さんのお話*1、次に店長さんのお話があって漬物についてのお勉強。そうそう、昔はテレビで大安のCMよく見たなあ・・・と思っていたら店長さんから意外な話が。

 

野菜は全て国産野菜(全国の契約農家や市場から仕入れた旬の野菜)、調味料も村山造酢の千鳥酢や宝酒造の本みりんなど全て天然素材の調味料だそうです。これは知らなかった!もっと宣伝していいんちゃうかな。

大安のこだわり

 

どぼ漬け教室、勉強になりました!

頑張るぞ!

ビニール手袋をはめてからプラスチックボウルにあらかじめ用意して下さった熟成ぬか床を入れ、その後で粉ぬかをいれ、水を入れてよく混ぜます。さすがベテラン主婦の皆さん、大安スタッフさんの手助けもあって手際良く進みます。

不器用ポンコツ主婦なので、皆さんを横目で見ながら何とかついていきました。手袋をしていたので写真は少ないです、以下は備忘録。

・なすは表皮がツルツルのままだと漬かりにくいため、紫の汁が出るまで塩で揉んで傷をつける。きゅうりはそこまで揉まなくても良い

・ぬか床の中には空気をいれない、外側の空気に触れている部分とを毎日混ぜる

・野菜の水が抜けてぬか床が水っぽくなってきたら一部分をダムのように掘ってたまった水をペーパーで吸い取る

・ゆで卵やチーズのぬか漬けも美味しいが、植物性の菌と相性が良くないので作るなら小分けした別の容器がお勧め

社長さんがお手本を横で見せて下さいましたが、茄子は本当にギュッギュッとネジるように揉んではりました。皆で真似して揉みましたがなかなか力が要りました!

次に密封容器に半分のぬか床を隙間なくキッチリと敷き詰めて、その上に用意ができた茄子ときゅうりを入れます。残りのぬか床でフタをします。

きれい!

2、3日後に食べられるということですがしっかりと味をつけたいため4日待ちました(ってそんなに変わらへんかな)

家でどぼ漬けしておいたにんじん、だいこんと盛り合わせ。それぞれ味は違うかな、美味しかったです。オタク父にも大好評、でもホントに簡単!

美味しかった♪

ぬか床セットって○利や多くのお店のキットにはうまみ調味料が入っているのですが、大安さんのはぬかと塩だけの無添加。

質問も自由にできて、お店の方は皆さんとても親切だったのでぬか床はこれからこちらで買います!容器がセットになった「熟成ぬか床 1.4kg入り」もお勧めです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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*1:お話好きらしい社長さん、ちょっとしたエピソードがいろいろ面白かったです。昔は漬物は家で漬けるもの、お店で買うなんて!という感じだったので皆さん裏口から買いに来はったとか。

あとは今朝、家で奥さまからどぼ漬けを取ってきてと頼まれたのでぬか床から素手で取ろうとしたら「あかん!手袋して!」と言われてビニール手袋をはめて取ったそうです。どこの家庭も奥様は強し(^_^;