「白露:陰気ようよう重なりて 露にごりて 白色となればなり」と、いつもよりしっとりと始まったせいか、今回は所々にお遊びというか笑える箇所が目立ちました(白露は二十四節季では新暦の9月8日になります)。
豆腐屋さんの孫「ほっちっち」森永悠希くんは、エミリー(シャーロット・K・フォックス)と共にレギュラー化なのかしら。エミリーと森永くんとのチェリッシュの「なのにあなたは京都へゆくの」のカラオケシーンはちょっと和みました。実はけっこうお似合いかも(^-^)
今回は過去のエピソードからいろいろと持ってきて帳尻を合わせたような?ちょっと悪ノリしているようなところもチラホラ。ヒースロー教授、住職、雲水さんなどちょっと皆が繋がり過ぎな気も(^^;
国際電話らしき留守電や手紙などが初めて出てきたように思いますが、三八子さんの想い人はフランスにいはるんかな。祇園のきざ辰、お父さんと鶴子お母さんの三八子さんへの想い「お前を自由にしてやりたいんや」には、同じ一人っ子女子としてちょっと涙。
ずいき、里芋・・・美味しい!京都の秋の味覚。
月を見ると、もの思いにふけるというよりも食欲だけがわいてきます・・・秋の美味しい味覚って、たくさんありますものねえ。
芋茎(ずいき)の炊いたんはお乳の出がよくなると言われて、出産直後に食べさせられた京都の方は多いはず(-_-;)。里芋の炊いたんは、秋の味覚!ヒースロー教授のお料理、美味しそうでした。先日、瓢樹でいただいた小芋も美味しかった~。
あとは、おはぎ。春の牡丹餅(ぼたもち)と秋の御萩(おはぎ)は知っていましたが、夏の夜船(よふね)と冬の北窓(きたまど)は初めて知りました。毎回おなじみ職人頭の茂さん(いわすとおるさん)曰く、
「餅米は蒸して粒が残る程度に軽う丸めただけ。ようは搗いてまへんなあ。ぺったんぺったん餅搗く音を出さんですむ。そやから、隣の人はいつ搗いたんか分からん。暗うて、いつ岸に着いたんか分からん『夜の船』とおんなじ」。
「搗いたんがわからん、つまりつき知らず。それをお月さんとかけた。月が見えへんのは、北側の窓」。
だそうです。さすが御菓子司「久楽屋春信」!雅どすなあ~、勉強になりました(^-^)
大覚寺、大河内山荘、将軍塚など。
この季節にピッタリの観光名所がいくつか出てきましたので列記しておきます。
- 大覚寺 南北朝で有名な右京区のお寺で、皇室ゆかりの門跡寺院です。
- 大河内山荘 嵐山にある大河内伝次郎の別荘。個人的には月見よりも紅葉の季節に行かれることをお勧めします。本当に素晴らしい眺めですよ!
- 将軍塚 夜景がキレイ。実は京都人のてっぱんデートスポット(^-^)
ドラマ「二十六夜待ち」。
安藤政信さん*1に恋してしまった本上さん。あんな男前にじ~っと見つめられて思わせぶりな言葉を言われたら、誰だってポーッとなるよねえ、って思いながら観ていました。
実は本上まなみさんのちょっとしたファンだったので、神戸大学の学園祭からジャリズムとやっていた関西テレビの観覧まで見に行ったことがあります。今は京都にお住まいだそうで、嬉しいなあ。
ざっと見て、ネタバレになり過ぎないように感想を書いてみました。団時朗さんがNHK「BSコンシェルジュ」で仰っていた通りに最後のオチは面白かったですが・・・もしかしたら、今回が最終回かもしれないなあ、と勝手に思ってしまいました。
「俵屋吉富」の看板が・・・探してみて下さい(^^;
今まで見られなかった過去の『京都人の密かな愉しみ』ですが、NHKオンデマンドで視聴できるようになりました。1本216円(単品)で、今のところ夏編と冬編、月夜の告白も観られます。
→NHKオンデマンド ザ・プレミアム 京都人の密(ひそ)かな愉(たの)しみ
NHKオンデマンドは動画配信サービス U-NEXTでも視聴可能です。無料トライアルでも観られますので、宜しければお試し下さいね(番組名はNHK→『ザ・プレミアム』で探せます)。
*1:本上まなみさんは大阪の茨木市出身で現在は京都にお住まい、黒谷友香さんは大阪の堺市出身なのでどちらも京都弁が自然なのは当然ですが、安藤政信さんの京都弁はちょっとワザとらしい気が(T_T)。この番組は今まで京都弁の完成度が高かっただけに気になりますが、男前なので許されるのかしら?