涼しくなってふと気が付けば、ちょっと面白げな本がいくつか出ていますのでご紹介してみます。
「大原千鶴の京都きもの暮らし」
きもの好きも、きもの初心者も、大原流アイディアで着るのがもっと楽しく楽ちんに!
→大原千鶴の京都きもの暮らし
①人気料理研究家・大原千鶴による初めての「きもの」スタイルブック
②きもの好き、きもの初心者がターゲット
③「きものは仕事着」という大原氏ならではの気張らない着こなしアイディアが満載。
目次
第1章 きもののある暮らし――人生を楽しむためのらくちんきもの術
/TPOはわきまえるけど“べき”論は捨てる
/いただきものの悉皆のすすめ
第2章 きもの術あれこれ――自分のライフスタイルに合わせたお洒落の楽ワザ
/うそつき袖をきものに
/真田紐のたすき
/大原流半幅帯結び
/半幅帯に帯締めを
/選び抜いた草履を丁寧に履く
/雨コートを誂えました
/割烹着、エプロンは白と決めて
第3章 千鶴好みの季節の味ときもの十二か月――衣と食で日本の四季を味わう
一月・働くお正月は織物でお客様迎え
二月・京の底冷えにはあったかコートとストール
春のおばんざい「たけのこの木の芽焼き」
三月・肌寒さの残る頃には真綿紬を
四月・春色袷と八掛遊び
五月・爽やかに装う春単衣
夏のおばんざい「賀茂なすの南蛮」
六月・雨にも強い小千谷縮を着始めて
七月・京の夏は気楽に麻を楽しむ
八月・暑気払いには上布でお出かけ
秋のおばんざい「松茸と丁字麩のお椀」
九月・暑さの残る初秋は色を鮮やかに
十月・茶色が映える仲秋の頃
十一月・晩秋はこっくりとした色合いを
十二月・年の瀬にあったか真綿紬
冬のおばんざい「ぶり大根」
ここちよく暮らすための暑さ/寒さ対策
「きものSalon」での連載が単行本化されたご本。恥ずかしながら着物なんて滅多に着ないので、最初はあまり気乗りしなかったのですが・・・「楽にきものを着る」「自分のライフスタイルに合わせたお洒落の楽ワザ」「季節の味ときもの12か月」なんて魅力的なキーワードばかり。
さすが大原千鶴さん、女性たちのツボを心得てはります・・・早速ポチりました。
amazonでちらっと立ち読みしましたが、中のお写真も素敵なものばかりです。歩いてはるお写真は寺町通かな?
行きつけの隠れ家的なお店なども載っているそうです。めっちゃ楽しみ!
「もっとディープな京都旅」
これまたミーハーな感じですが、京都在住の本上まなみさんが表紙のムック本です。本上さん、京都をネタにえらく稼いではるわ・・・。
少し前に出版されたのですが、京都新聞に載る大垣書店本店「売り上げランキング」上位にしばらくずっと入っていました。地元民が読んでも楽しい本でしたが・・・旅行客さんも買うのかな?
ちなみにウスビサコさんは元精華大学の学長さん、めっちゃ面白い方です。写真が多い本ですが、さらっと読めて興味深いです。