京都てっぱん日記

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Discover Japan 2024年11月号 vol.156「京都」が面白い!

 

気がつけば面白そうな京都本が出ていました。「Discover Japan 2024年11月号「京都」、この時期になるといつも京都特集を組まれています。

特集:京都 都のルーツを知り、平安の雅を感じる旅へ

約1200年前に都になった京都。
桓武天皇によりつくられた平安京がルーツです。色目を美しく重ねる十二単、寝殿造での華やかで雅な貴族の暮らし、さまざまな祈りを込めて行われる年中行事。
NHK大河ドラマ『光る君へ』でも描かれているこの時代は、“かな文字”が誕生するなど、日本人ならではの感性を表現する王朝文学が栄えました。
本特集では、そんな現代につながる日本人の感性を育んだ、平安の雅を感じる旅をご提案。紫式部ゆかりのスポットや、作家・柏井 壽さんや料理研究家・大原千鶴さんをはじめとする京都人オススメの美味しい店、古都の旅の拠点として相応しい宿泊施設など、保存性の高い濃密な内容でお届けします。

Discover Japan 2024年11月号「京都」

「光る君へ」の平安時代ということで大覚寺、大原野神社、清涼寺など。嵯峨天皇の離宮であった大覚寺は来年、東京国立博物館で特別展が開催されるそうです。

何回か訪れたことがありますが、嵯峨野にある広々とした寺院です。毎年11月には嵯峨菊展が開かれます。

創作平安王朝料理を楽しむ、として載っていたのは岡崎にある手をけ弁当で有名な「六盛」。そう言えば以前も作家の澤田瞳子さんが出演されたテレビで放送されていましたが、一般人でも食べられるようになったのですね。

1週間前から予約、当日は別室で資料を読んで予習してからお食事だそうです。1人18,975円で2名から受付だそうですが、食べてみたいなあ!

 

京都好きなら見逃せない、柏井壽さんと大原千鶴さんの対談!

個人的にいちばん興味深かったのがこの特集。柏井壽さんと大原千鶴さん、京都人どうしの対談。柏井さんはドラマ化された「鴨川食堂」シリーズなどでおなじみ、元歯医者さんの作家さん。大原さんは皆さまご存知の料理研究家さん。

お気に入りのお店は鰻なら松乃、梅乃井(大宮通)、うなしげ、美濃吉本店 竹茂楼。他には鮎、白味噌、お餅など。「京都人はちゃんと値打ちがあるか、お店を見比べる。で、浮気はせずにこれはこの店で、とひと筋。でもあれっ?と思ったらすぐ別れる」だそうです。怖っ!

をけら参りや七草粥などの食文化などにも触れてはります。柏井さん、大原さんにちょっと押され気味、な印象を受けました。

そして一瞬、村上隆さんかと思いましたが下鴨の高級こだわりスーパー「フレンドフーズ」の社長さん。なぜかカレーとラーメンのお店を多数ご紹介されています。

他にも老舗扇子店の女将、大西里江さん清水焼・瑞光窯の土谷瑞光さんのお気に入りのお店も。瑞光窯、そう言えば「おやじ京都呑み」で角野卓造さんたちが訪れてはりました・・・。

長々と書き連ねてしまいましたが、京都らしい流行を押さえつつも定番のお店も載っている読みごたえのある雑誌です。よろしければチェックしてみて下さいませ。