京都てっぱん日記

京都生まれ京都育ち、美味しいもの大好き!地元応援を言い訳に食べ歩き強化中♪

岩波新書から川端道喜「和菓子の京都 増補版」が出てるよ!

 

ここ半月ほど、京都はめちゃくちゃ暑くなったり寒くなったり・・・あまりの寒暖差に体がついて行けず引きこもっておりました。ここ数日は夜の寒いこと!湯たんぽを入れて寝ています。

昨日の京都新聞に岩波新書の広告が出ていました。川端道喜さんの「和菓子の京都 増補版」です。川端道喜は室町時代から続く京都の老舗和菓子店。

緑色の丸部分です!(蓮池さんのほうではないです、すみません)

現在は北山通と下鴨本通りの交差点角にこぢんまりとしたお店があります。ちまきが有名ですが、個人的には人さまへのおつかいもの専用で自分では食べたことがないです(^_^;)

 

以前購入したものと比べてみました♪

ならべてみました♪

向かって左は旧版(?)、数年前に「鍵善良房」のご主人がSNSで紹介しておられたのを見て、ネットの在庫検索でやっと見つけて心斎橋までついでがあったオタク父に買いに行ってもらいました。1990年7月発行ということもあって苦労して手に入れたので、喜びもひとしおでした。

今回は増補版、写真を含め増えた部分があるということですぐさま手にいれました。パラパラとめくった程度ですが、買って正解でした。

御粽司・川端道喜は、室町時代から長く御所に餅や菓子を納めてきた。十五代当主はかつて、この国の四季と結びついた和菓子のゆたかな世界、そして菓子づくりの自身の経験を語り下ろした。多くの人々に愛読されてきたこの書に、春夏秋冬、折々につくられている和菓子の写真を添え、当家の現代表が今日までの歩みを増補する。

目 次

 はしがき

第一章 道喜の粽がたり
 粽のルーツ
 光秀の真実
 厄除けと伝統
 吉野葛はいずこへ
 消えゆく笹
 粽の作り方
 餡をめぐる冒険
 親から受け継いだこと
 特注の粽

第二章 葩餅、肴から茶菓子へ
 御所の鏡餅
 宮中雑煮と酒の関係
 茶道の初釜の菓子へ
 ごぼうと味噌
 葩餅の作り方
 食べごろと食べ方
 各地に根づく新しい葩餅

第三章 宮中の歳時記、茶の湯の四季
 御所の食事の記録
 京菓子の歳時記 一月――十二月
 その他の京菓子
 代金は、あってなきがごとし
 茶菓子の四季

第四章 京菓子の生活文化
 京と菓子
 幻の菓子の復活
 御菓子券の発行
 敗戦から物余りの時代へ
 京菓子の背景
 和菓子のこれから

終 章 伝統をこえて
 にじみでる京都文化
 京の職人気質
 伝統は時代とともに

 付 京都人気質入門――祇園界隈
  ゆとりをつくる
  土地を守る人々
  京都式個人主義
  金の切れ目が、縁の切れ目でない
  祇園での粋なすごし方

川端道喜 この三十五年――増補版刊行にあたって……………川端知嘉子

和菓子の京都 増補版

雑記といった感じなので全てしっかり読む、よりも興味をもったところを少しずつ読んでいます。「京菓子の歳時記」には季節ごとのお菓子がイラスト入りで載っています。お菓子好きには嬉しい。

水無月とひちぎり!

本の発行は1990年、「京都が京都でなくなるのでは」と危惧されていますが・・・大文字山のゴルフ場建設問題、そういえばそんなこともあったかなあ。でも、ご主人が今の京都を見たらビックリしはるやろうなあ。

興味深いです

ご主人の静かな語り口がしみ入るようです・・・娘さんのあとがきによると、初版が出る直前に亡くなられたそうです。

一月に初釜のはなびら餅を作られる様子は面白いです。裏千家(京都と東京)、速水流など1ヶ月間続くので不眠不休、眠気のあまりうとうとしてゴボウを焦がしたこともあったとか。他に宮中歳時記など見ていてとても勉強になりますが、増補版ならではの祇園話も面白いです!

昔の思い出話って切ないですが面白いですね。勉強のためにも少しずつ読んでいこうと思います。