テレビを見ていたら、俳優の田中圭さんが京都の和菓子買い出しツアーに出かけてはりました。え、なんで?と思っていたら田中圭さん、実は本を出されるほどの和菓子好きなのですって!
和菓子好きの田中さんが行きたいお店、どれも名店で京都人でもおぉ~っと思えるようなお店ばかりでした。買えるお店や連絡先など載せてみましたので、宜しければご覧下さいませ!
笹屋伊織「どら焼」
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笹屋伊織は創業1716年の老舗。どら焼と言ってもドラえもんが好きなあのどら焼きではなく、円柱型で1本1,620円(税込)。食べるときは竹の皮ごと切っていただきます。でも甘さ控えめなので2切れ、3切れぐらいは軽く食べられますよ♪
一般に知られている「どら焼」とは異なり、竹皮で包まれた円柱型の銘菓です。もちもちとした秘伝の皮、ほどよい甘さのあんがどこか懐かしく、130年間変わらぬ製法で愛され続けています。
約130年ほど前、東寺のお坊さんから“副食になるお菓子をつくって欲しい”とご依頼があり、鉄板のないお寺でもつくれるようにと銅鑼を使って焼いたのが始まりです。
お坊さん用に卵を使わない生地はお餅のようにモチモチで、女将曰く「和風クレープ」だそうです。
このどら焼、東寺の「弘法さん」が毎月20日なのでそれから3日間だけしか販売されません。店舗は京都なら本店・嵐山店などに10店舗ほど、関東にも新宿伊勢丹や西武池袋などにありますのでチェックしてみて下さいませ。
ちなみに田中圭さんが召し上がっていたあの広いスペースは、昨年オープンした、京都駅近くのホテルエミオン京都にある「笹屋伊織 別邸」と思われます。
℡:075-322-8078定休日:不定休
→Yahoo!ロコ<笹屋伊織 別邸>
亀屋良長「スライスようかん」
亀屋良長は創業1803年の老舗、言うまでもなく有名なこちらの「スライスようかん」。職人さんが手作業で2.5センチ厚みに切ったようかんです。こちらのお店、当代の女将さんになってからヒット商品を連発してはりますね。
本店は四条堀川ですが、スライスようかんなどの一部の商品は大丸京都店、京都タカシマヤ、JR伊勢丹で購入できます。1袋に2枚入って540円(税込) です。
嘯月(しょうげつ)
取材NGのお店とは「とらや」から独立された完全予約制の「嘯月」、茶道お家元も御用達の名店です。
まさか取材を受けてくれはるとは思わなかった・・・さすが田中圭さん、とまた見直しました。
℡:075-491-2464
営業時間:月~土 09:00~17:00
定休日:毎週日曜日、祝日
→Yahoo!ロコ<嘯月>
嘯月さんのお菓子は予約しなくても、運が良ければ京都タカシマヤのコーナー「京菓匠」で出会えることもあります。新宿タカシマヤでも購入できる場合があるようですので、よかったらチェックしてみて下さいませ。
<宵花火>山納寛之さん
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フリーで活動されている岐阜の和菓子職人さん。SNSで発表した「宵花火」は大評判なのですって!
春の大きなお茶会はほぼキャンセル、観光客も減って京都の和菓子業界はとても苦境のようです。皆さま、お取り寄せなどでご協力お願いしま~す!