京都てっぱん日記

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<2024葵祭>第66代斎王代は壬生寺のお嬢さまでJTBにお勤め!

葵祭で腰輿に乗り、行列を彩るヒロインが斎王代(さいおうだい)。11日、第66代の斎王代に選ばれた京都市出身の会社員、松浦璋子(あきこ)さん(22)が、記者会見を行いました。

璋子さんの父親で、壬生寺の貫主・俊昭さんも会見に出席しました。松浦さんは京都市の小学校を卒業後、龍谷大平安中・高を経て、追手門学院大学で心理学を学びました。

今春、大手旅行会社「JTB」に新入社員として入社。趣味も旅行で、大学時代はオランダに留学していたほか、各国を一人旅していたということです。 

葵祭の66代斎王代、松浦璋子さん(22)は壬生寺の生まれ育ち「幼い頃から伝統行事に触れていた、歴史を後世に引き継ぐことは重要」 | TBS NEWS DIG

2024年の斎王代は、壬生寺貫主さんのお嬢さん! お寺のお嬢さんが斎王代を務めるのは六波羅蜜寺(2010年・第55代)のお嬢さん以来かな?珍しいですね。

葵祭 歴代斎王代|京都新聞

龍谷大平安高校では吹奏楽部に所属、甲子園で演奏したこともあったそうです。そして今春からJTBにお勤め。ちなみに昨年の斎王代さん(京都府医師会会長のご令嬢)は外資系ベンチャー、その前(薫玉堂ご令嬢)は村田製作所でした。

 

壬生寺は新選組ゆかりの地。壬生狂言が有名!

律宗・壬生寺は正暦2年(991)快賢僧都によって創建されました。
幕末に活躍した新選組ゆかりの寺としても知られ、境内の壬生塚には隊士の墓塔を祀っています。

境内には、洛陽観音霊場第二十八番札所である塔頭の中院や、壬生狂言の舞台である大念仏堂(重要文化財)、千体の石仏を安置した千体仏塔など9棟の堂宇があります。

壬生寺について|壬生寺

壬生寺は中京区壬生にあるお寺、新選組ゆかりの地として知られています。節分などに行われる壬生狂言は有名!

お父様である貫主の松浦俊昭さんは龍谷大学大学院卒、京都観光おもてなし大使も務められています。お偉い方なのに気楽な作務衣姿?で出歩かれているのをよくお見掛けします*1

*1:貫主の松浦さんと仲良しで今回も発表前に知っていたという大先輩曰く「いつも小坊主さんみたいな感じで普通に歩いてはるやろ、でも偉いねんで」。

大先輩の取引先(京都人ならみんな知ってる偉い人)には事前にご挨拶に来はったらしい、さすが根回し大事な京都!