京都てっぱん日記

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銭形平次「大川橋蔵」さんのご子息が、祇園祭のお稚児さんだった件。

長~いお盆休みでしたが、我が家はおっさん(お寺のお坊さん)が実家に来てくれはったぐらいでした。おっさんのとこのお子さんと我が家のオタク息子は同じ宗教系小学校のほぼ同級生、ええ学校やったねえと思い出話がはずみました。

その後で祇園祭の資料*1を読みつつ調べ物、そしてテレビをつけたら「銭形平次」。わあ懐かしい、昔はおばあちゃんがよく見ていたなあ・・・改めて見ると展開はワンパターンでお約束ばかりだけどそれが面白い。

主演は大川橋蔵さん。オタク母はうっすらしか憶えていませんが歌舞伎役者から時代劇俳優になられたスターさんです。有名なのは銭形平次!

1966年5月4日の放送開始から1984年4月4日の最終回まで、全888回が放送された大人気作品だそうです。何度見てもほんとうに男前。

 

お稚児さんは次男の丹羽貞仁さん!

【生年月日】1969(昭和44)年5月3日
【出身地】京都府
【サイズ】身長177cm

丹羽貞仁(石井光三オフィス)

お借りした祇園祭の資料を見て驚いたのですが、大川橋蔵さんの次男、大川功次郎さん(芸名は丹羽貞仁さん)が1980年(昭和55年)の祇園祭で長刀鉾のお稚児さんを務めてはります。現在は俳優さんで「科捜研の女」「相棒」などにご出演されたことも。

下は当時、大川橋蔵さんが出された挨拶状のようです(勝手にお借りしています)。

残暑お見舞い申し上げます

先月は八坂神社の神様との御縁により長刀鉾の稚児に次男の功次郎が奉仕させていただきました。六月はじめの報道関係によるインタビューより七月末までの約二ヶ月間にわたる行事、改めて祇園祭の素晴らしさ、大変さに驚かされました。

わけても十三日の社参の日の感激は忘れられません。稚児は天眉の化粧で頭はとんぼの冠の上へ金の立烏帽子を重ね、の豪華な衣装をつけて長刀鉾町より八坂神社まで白馬に乗り「十万石正五位」をもらいにゆきます。社前に部厚い八角の円座が置かれます。この円座は、天皇陛下か稚児しか座れないものです。その上へ我が子が座り玉串奉呈をしている姿は凜々しく、無事に今日まで育ってくれた喜びで感無量でした。

紫の園 - colina43korina ページ!

実家の母に聞いてみたら「ああ、そうやったかも」。ついでに大川さんのお店、昔あったという北白川の焼肉屋さんや元芸妓だったという奥さまにまで話が及びました。

いつも下世話でスミマセン、不勉強で知らなかったことばかりです。京都ってさかのぼればますます面白い!

*1:↓非売品の貴重な資料・・・人づてに「見せてもらえませんやろか」とお願いしたところ、羽織袴姿で持って来て頂いたとのことでひたすら恐縮&感謝です。さすが鉾町(_ _)