長刀鉾のお稚児さんが決まりました。例年通り、有名店のおぼっちゃんです!
祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾巡行(7月17日)で先頭を行く長刀鉾に乗る稚児と補佐役の禿(かむろ)が決まり、長刀鉾保存会(京都市下京区)が3日発表した。
今年の稚児は御室小4年中西望海君(10)で、京菓子製造販売会社「鼓月」社長の中西英貴さんの長男。
今年のお稚児さんは、京菓子「鼓月(こげつ)」のご子息です!京都では誰でも知っている有名な京菓子屋さんですが、1945年創業とまだまだ新しいお店なので昔はかなり苦労されたようです。他店から邪魔が入って、デパートになかなか出店できなかったとか・・・(^^;
現社長のお祖母さまは、負けん気の男勝りでかなりやり手の方だったそうです。孫に「絶対に負けたらあかんで」、とはスゴイ。
→【トップ直撃】鼓月・中西社長 京菓子の伝統へ挑戦 創業70年「絶対に負けたらあかんで」生きる祖母の教え - 経済・マネー - ZAKZAK
ちなみに現社長の英貴さんも、1981年にお稚児さんを務められました。現在は長刀鉾の囃子方で笛を吹いてはります。
鼓月と言えば、「千寿せんべい」!
鼓月と言えば、このおせんべい(というか洋菓子)が有名。この波型のクッキー菓子*1、一度はご覧になった方も多いのでは?
あっさりとしたシュガークリームをはさんだ口ほどけのよいヴァッフェル生地のおせんべいです。波間に飛鶴の影が映る、おめでたい情景をあらわし、千代の寿ぎを願って「千寿」の名をつけました。
昭和38年の誕生より長きにわたって、幅広い年代の方に親しまれ、ご愛顧いただいております。縁起の良い菓名で、贈り物や内祝のお品にも最適です。
→「鼓月」千寿せんべい
頂きものでよく食べますが・・・地元民はわざわざ買ってまでは食べないお菓子のように思います(八つ橋みたいな感じ?)
個人的には伝統的なお商売屋さんのおぼっちゃん、というほうがお稚児さんっぽいなあと思っていたので一応ひと安心かな?
*1:こちらのお菓子は他店からマネしやすいのでしょうか、よく似た形状のお菓子があちこちから出ています。
でも、マネされた結果知名度が上がったそうで。よく分からない世界です(^^;