ブラタモリの「京都・銀閣寺」を観ました。面白かった~!京都の人って、ピカピカして分かりやすい金閣寺よりも渋めの銀閣寺のほうを好きな気がします(^-^)
新たに林田理沙アナウンサーをパートナーに、タモリさんが旅するのは京都・東山。
京都盆地の東にそびえ、清水寺や南禅寺など、番組でもおなじみの観光名所がいっぱいの東山。その中でも銀閣寺や哲学の道がある東山の北部は、いわば「奥東山」とでもいうような地域。たしかに風光明媚な場所ではありますが、でもそこが「美しきニッポン」の始まり・・・っていったいどういうことなんでしょう?タモリさんが、2回にわたって春の古都をブラブラ歩きながら壮大なテーマに挑みます。
京都シリーズではおなじみ、ブラタモリ最多出演の梅林秀行さん(京都高低差崖会崖長)*1と共に番組が進行します。
引き算の美学、銀閣寺(慈照寺)へ。
「銀沙灘」と「向月台」。現在は採取禁止になった白川砂ですが、銀閣寺の方に聞いたところ特殊なルートで仕入れて、ここだけは本物を使っているとか。柔らかそうに見えますが、踏んでも崩れんぐらい上手に固められているようです。(以倉) #ブラタモリ #実況ツイート pic.twitter.com/UWyA6H2Un3
— 京都ミニツアー「まいまい京都」 (@maimai_kyoto) 2018年4月21日
「美しきニッポン」の始まりを求めて、慈照寺*2へ移動します。執事の久山哲永さんがお迎え、江戸時代にできた銀閣寺垣を通りながら進みます。入口からはクランクになっていますが、これは聖の空間に入るための境界だそう。タモリさんはこのクランクに「いいですね~」と喜んではりました。
- お庭の銀沙灘(ぎんしゃだん)には岡本太郎さんも感銘を受けられた
- 白川砂を固めた砂盛は「向月台」
室町時代に足利義政が建立した銀閣(正式名称は観音殿)は、
「無駄や華やかさを徹底して取り除いたシンプルな美が現代の人々の心をつかんでいる、引き算の美学」
だそうです。いわゆる「わびさび」。
- 銀閣(観音殿)の向きに都から背を向けたいという義政の意思を感じる
- 義政が愛した四畳半発祥の地、東求堂「同仁斎」の障子を開けると庭の景色が切り取られ、掛け軸に(^-^)
- 義政は茶道・香道・華道などの方を身分隔てなく銀閣寺に招き入れた→東山文化の始まり
境内の東にある展望台へ向かい、吉田山が都を隠していることでますます義政の意思を確認(^^;・・・その後吉田山方面へ。
京大北部キャンパスへ潜入!
京大北部キャンパスに入り、京大アメフト部「ギャングスター」が練習している農学部グラウンドの横の崖で吉田山までつながった断層(花折断層)を発見。吉田山はこの断層の末端膨隆丘だそうです。義政は、末端膨隆丘と断層崖に挟まれた空間を選びました。
今回のネタ元本。梅林さんご自身のご本です(^-^)
青幻舎
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お食事は南禅寺近くで湯豆腐(^-^)
エンディングではタモリさんと林田アナがゆどうふを召し上がっていらっしゃいます。こちらは南禅寺近くの「五右衛門茶屋」。下は梅林さんのインスタグラムですが、「日本坂道学会副会長」とはタモリさんのことです(^-^)
個人的には、林田アナってスタッフさんに可愛がられているんだな~と感じました。確かに美人だしね!番組もこれからが楽しみです(^^)℡:075-771-7778
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定休日:隔週火曜