京都てっぱん日記

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一澤信三郎帆布のスタッフTシャツ、店舗で限定販売中!

 
 
 
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Ichizawa Shinzaburo Hanpuさん(@ichizawa_shinzaburo_hanpu)がシェアした投稿 -

 

あいかわらず大人気の一澤信三郎帆布。お店のスタッフTシャツが現在販売中です。毎年、社内でデザインコンペを行って作ってはるそうですが、今年は店舗限定で販売されているのですって。

テレビ「まんが日本昔ばなし」を見て育った人間としては、ちょっとオシャレな耳なし芳一に見えなくもない・・・のですが、見慣れると欲しくなってきました。

 

毎年、会社から支給されるスタッフTシャツ!羨ましい(^-^)

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今年も一澤信三郎帆布のスタッフTシャツができあがりました。

職人・販売スタッフが、夏場仕事中に着用できるようにと、毎年、会社が支給してくれます。このTシャツは、社内でデザインを考える、私たちの完全なオリジナルです。このオリジナルTシャツ作りはかれこれ10年ほど続いていて、種類も増え、工房や店頭では皆、その日の気分でいろいろなTシャツを着まわしています。

私たちのユニフォーム | スタッフ便り

上は一澤信三郎帆布さんの数年前のブログで、過去のオリジナルTシャツが見られます。涼しそうで機能的で羨ましい・・・こんなオシャレなTシャツを着て仕事できるって、いいなあ。毎年販売してほしいです。

 

一澤信三郎帆布 愛され続けるかばんの本 (バラエティ)

宝島社
売り上げランキング: 413,758

数量限定販売とのことですので、もし売り切れの場合はご容赦下さいね。気になる方はどうぞお早めに!

℡:075-541-0436

営業時間:9時~6時

定休日:火曜

一澤信三郎帆布

今は無き和菓子店!「とらや」ご出身、千家御用達の「生風庵」。

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©mittsuの日記

先日のお稽古の時の雑談で、「最近の和菓子は、めっちゃ美味しい!と思えるお店があまりないなあ。」という話題になりました。そこそこ及第点のお店は多数あるけど、それ以上のお店は少ないのですって。

そこからベテランの皆さまの話題は自家製あんこのお店が減ったんとちがうか、というちょっとマニアックな原因解明へ。京都には「餡専門店」、あんこを専門に売ってはるお店が何軒かあって、自分のところの好みに合わせてつくってもらったあんこを納入してもらっている和菓子店も多いとか。そう言えば堀川三条や大将軍にもあんこの専門店がありますね。

 

美味しかった!「生風庵」。

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お写真はお借りしていますm(__)m ©極楽な日々

という話題になって思い出したのが「生風庵(しょうふうあん)」。鞍馬口駅近くにあった事前注文制のお店。とらやのご出身で、裏千家や表千家のお家元も御用達だったとか。我が家ではお祖母ちゃんのお店にお客様があるたびに、注文してつくってもらっていました。おこぼれをもらえるので、来客があるのが楽しみでした(^-^)

先日も、とあるグルメ大先輩とこのお店について盛り上がったばかりなのです。これまた地元では有名な草場皮膚科向かいにお店*1があったねえ、あそこは本当に美味しかった・・・残念やねえと。

京都の随筆家、大村しげさんを紹介してはる素敵なブログにも記述を見つけました。リンクを下に貼っておきます(無断ですみませんm(__)m)。

とにかく、すごいきんとんです | 大村しげの愛した京都

生風庵さん、現在は閉業されていますので、草場皮膚科医院の地図を貼っておきます。普通の住宅街の中にひっそりとあって、知らない人には絶対分からない感じ。オタク母の記憶にうっすらとあるのは写真のような小ぎれいなお店でしたが、実家の母曰く「あれは改装しはってん。大昔はもっと普通の町屋やったわ」だとか?

最近は小豆などの原料高のせいか、和菓子がだんだん小さくなっています。この前買った出町ふたばの豆餅、ここは自家製あんこなのですが・・・びっくりするほど小っちゃくなってて残念!

*1:ちなみに大先輩はこちらの常連で、いつもMさんと苗字で呼んでたしお店の名前は知らんねん、と言ってはりました。

ちなみにお商売をおやめになった後で母がお店を訪れた時、ご主人がご家族への愚痴をもらされたこともあり、その後どうなったのかちょっと心配だったとか・・・。数年前にご主人が亡くなられたとかいう噂も?←誤りでした、すみません!

京都のあゆ③冷凍するとさらに美味しい!京華堂利保の「京あゆ」。

 
 
 
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一保堂茶舗 Ippodo Teaさん(@ippodotea)がシェアした投稿 -

お写真は一保堂茶舗さんの公式インスタグラムからお借りしています。この夏は和菓子のあゆに目覚め、マイペースに食べ比べていました。今のところの個人的ベストは平安殿です。次点は大極殿と、壬生の鶴壽庵(かくじゅあん)。皮が薄くて柔らかいあゆが好みです(^-^)

そろそろあゆも食べ飽きたなあ・・・と思っていたら実家の母がちょっと違う、面白いあゆを教えてくれました。京華堂利保(きょうかどうとしやす)の「京あゆ」です。早速買いに行ってみました。

 

武者小路千家御用達、「京華堂利保」。

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お茶屋さんか何かかな、と思っていました。

注:閉店しました!

京華堂利保さんは創業1903年、武者小路千家御用達の和菓子屋さん*1です。茶人好みのお菓子をつくられることで知られるお店。

デパート等には出店してはらへんので、二条通の本店まで行ってみました。こんなところにお店があったんだ・・・よく通っているのに、気づいていませんでした。京都ってこういうひっそりとしたお店が多いのです(^^;

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とりあえず、3個購入。

店内も写真を撮らせてもらいましたがお店の方はとても親切。若女将さんかな?和服がお似合いの、とてもべっぴんさんでした。

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あ、お皿の上下を間違えました(^^;

こちらの京あゆは、麩焼にゆず餡の羊羹と透明な寒天が挟まれています。麩焼のあゆ、確か俵屋吉富もそうだったと思いますが珍しいですね。

で・・・夏の和菓子を冷やして食べると美味しいのは分かりますが、このあゆは冷凍して食べるとさらに美味しいのです。母から聞いたときは、思わず「へ?」と聞き返してしまいましたが、自己流カスタマイズでも何でもなく、お店推奨の食べ方なのです(^-^)

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同封されていたお店のしおり。

1個270円とのことで、3個購入。でも家族の誰にも分けず食べてしまいました(注:オタク息子&オタク父には同じ日に買った、双鳩堂の水無月とあゆを複数供出済み)。

「京あゆ」は夏季限定、8月までのお菓子だそうです。宜しければお試し下さいね。

℡:075-771-3406

営業時間:9:00~18:00

定休日:日曜・第3水曜

食べログ<京華堂利保> 

*1:ちなみに、通に大人気の熊野神社前「甘楽花子(かんらくはなご)」さんは、こちらの次男さんです。