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お写真は一保堂茶舗さんの公式インスタグラムからお借りしています。この夏は和菓子のあゆに目覚め、マイペースに食べ比べていました。今のところの個人的ベストは平安殿です。次点は大極殿と、壬生の鶴壽庵(かくじゅあん)。皮が薄くて柔らかいあゆが好みです(^-^)
そろそろあゆも食べ飽きたなあ・・・と思っていたら実家の母がちょっと違う、面白いあゆを教えてくれました。京華堂利保(きょうかどうとしやす)の「京あゆ」です。早速買いに行ってみました。
武者小路千家御用達、「京華堂利保」。
注:閉店しました!
京華堂利保さんは創業1903年、武者小路千家御用達の和菓子屋さん*1です。茶人好みのお菓子をつくられることで知られるお店。
デパート等には出店してはらへんので、二条通の本店まで行ってみました。こんなところにお店があったんだ・・・よく通っているのに、気づいていませんでした。京都ってこういうひっそりとしたお店が多いのです(^^;
店内も写真を撮らせてもらいましたがお店の方はとても親切。若女将さんかな?和服がお似合いの、とてもべっぴんさんでした。
こちらの京あゆは、麩焼にゆず餡の羊羹と透明な寒天が挟まれています。麩焼のあゆ、確か俵屋吉富もそうだったと思いますが珍しいですね。
で・・・夏の和菓子を冷やして食べると美味しいのは分かりますが、このあゆは冷凍して食べるとさらに美味しいのです。母から聞いたときは、思わず「へ?」と聞き返してしまいましたが、自己流カスタマイズでも何でもなく、お店推奨の食べ方なのです(^-^)
1個270円とのことで、3個購入。でも家族の誰にも分けず食べてしまいました(注:オタク息子&オタク父には同じ日に買った、双鳩堂の水無月とあゆを複数供出済み)。
「京あゆ」は夏季限定、8月までのお菓子だそうです。宜しければお試し下さいね。
℡:075-771-3406
営業時間:9:00~18:00
定休日:日曜・第3水曜
→食べログ<京華堂利保>
*1:ちなみに、通に大人気の熊野神社前「甘楽花子(かんらくはなご)」さんは、こちらの次男さんです。