昨日発売された「婦人画報」は、「みんなのお茶」特集です。”茶人”100人大集合!ということで興味深く読みました。誰か知っている方が載っているかな?と思いましたら、我が流派の支部長サマが載っていてちょっと安心(^^;
約400年前、千利休はこう言いました。「茶の湯とはただ湯をわかし茶を
→婦人画報 2018年 10月号
たててのむばかりなる事と知るべし」であるならば、お茶を楽しむ人は、
皆“茶人"。お家元もベテランも若手も、大人も子どもも、女優も作家も、
流派も、洋の東西も問わず、本当にお茶を楽しんでいる100人の姿を
通して、「茶の湯は、こんなに楽しい」をお伝えします。
ちなみに出てくる茶人さんの横には、全て茶人歴が載っています。表千家〇〇年、遠州流茶道〇〇年など・・・「裏千家約60年」というベテランの方々にはびっくり。それだけでもう半世紀越してる\(◎o◎)/!
武者小路千家の次期お家元や滋賀県「たねや」社長&女将など、いろいろ興味深いページが多数あるのですが、目を引かれたのが「女優とお茶」のページ。
檀ふみさん、木村多江さん、羽田美智子さん・・・やはり所作が美しい方は、茶道をたしなんでいらっしゃいますね。驚いたのは、田中麗奈さんが裏千家歴13年だということ。頑張ろう!
お茶の映画、『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』。
表紙は黒木華さんと樹木希林さん。これは少し前から話題の映画、来月公開の『日々是好日(にちにちこれこうじつ)』。先日、献茶式が建仁寺の両足院で行われたということで周辺でも話題になっていました。ちなみに流派は表千家です。
ロケ地は全部東京近辺だそうで。京都とは関係なさそうなのが残念。でも面白そうな映画なので観に行こうと思っています(^-^)
→映画『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)公式サイト 2018年公開
欲しい!樹木希林さん好みの茶籠。魯山人茶碗が入っています(^^;
個人的に樹木希林さんのセンスは以前から大好き(=コムデギャルソン好き)なのですが、この茶籠もとても素敵!と思ったらやっぱり嘉門工芸さんがらみ(^-^)
しかし、お値段もやっぱり素敵すぎて手がでません。95万円(税別)ってどういうこと・・・税込みだったら100万超えです。
- 北大路魯山人作の茶碗・茶碗袋
- タイ王室御用達の工房に特注した手編み茶籠
- 村瀬治兵衛作の千鳥茶器・手書きペルシャ更紗仕覆
詳しくはこちら(トップページにリンクがあります)→婦人画報のおかいもの
個人的には茶道から京都を極力排除した本だなあ、という印象を受けました。ちらっと見た感じでは載っていたのは武者小路千家、末富、淡交社と鶴屋吉信ぐらいかな?*1でもいろいろと興味深かったので、読んで良かったです(^-^)
*1:丸久小山園、祇園辻利、美好園などのお茶専門店を除く。でも京都を入れると京都ばっかりになってしまうだろうから、仕方ないのかしら(^^;