1年中麦茶を飲んでいる我が家ですが、ちょっと気分を変えたくなって冷蔵庫の奥から紙包みを引っ張り出してきました。祇園辻利の「京番茶」です。
以前、京都タカシマヤ地下の「菊乃井 無碍山房」で出してもらったお茶が美味しくて!お店の方に聞いてみたところ、「祇園辻利さんの『京番茶』です」と教えてもらいました。
すぐに祇園の本店(パフェで有名な、行列ができるお店です!)まで買いに行って、ホーローやかんで煮出してみたのですがちょっと加減が難しくて3ヶ月ほどそのままにしていました。今回何度も再挑戦して、ようやく何とか飲めるくらいになりました。
2リットルやかんに水を入れて、沸騰したら茶葉を入るだけ詰め込んだティーバッグを入れ、10数分煮出して冷まします。夏なのでやや濃いめです。
ちなみに茶葉をティーバッグに入れる時は大きめの葉や茎を手でもんで、砕いて入れています(手が真っ黒になります(^_^;)。
悪く言えば「煙臭い」!スモーキーな京番茶。
春や秋に茎ごと刈り取った大ぶりの茶葉を、揉まずに乾燥させて炒ったもので、独特のスモーキーな香りと、やさしい味わいが特徴です。
水色がほうじ茶に似ていますが、味も香りも全く別のお茶です。枯れ葉のような見た目に加え、燻したようなスモーキーな香りを「たばこ臭い」「煙臭い」とおっしゃる方もあり、お好みがはっきりと分かれるお茶です。初めて召し上がる方はご注意くださいませ。
昔から京都では特に赤ちゃんや病気の方に良いお茶と伝えられています。
300グラム入って600円弱ですが、紙包みを最初開けた時は衝撃でした。え、これってお茶?秋の植物園とか公園の地面に落ちてる葉っぱみたいな・・・固い茎みたいなのも入ってるし。ほんまに大丈夫かいな、なんて思いました。
上手に煮出せば美味しいお茶になります。宜しければお試し下さいませ。
℡:075-525-1122
営業時間:10:00~16:00
ここ1週間ほどで京都はいきなり暑くなりました・・・油断していたせいか生まれて初めて熱中症になり、出先で気分が悪くなってしばらく動けなくなりました。本当にビックリ。これからは意識して水分をとろうと思います。皆様もご自愛下さいませ。