先月、面白そうなイベントを発見しました。宇治で「プレミアム大茶会」が開かれるそうです(^-^)
お茶の京都の名人ともいえる茶農家さんや茶商として活躍されている方々が亭主となり、普段体験のできないプレミアムな茶会を開催します。
会場は煎茶を伝来された隠元禅師の開いたお寺である黄檗山萬福寺です。
面白そうだなあ、と調べてみると・・・お茶業界ではとても有名な方ばかりで、テレビや雑誌などによく出られる方がずらり。ちょっとマニアックでごめんなさい。でも、これは行かねば!と慌てて申し込み&振込み。3席で2,000円と、かなりお手頃価格でした。
場所は宇治の黄檗(おうばく)にある萬福寺。お作法を知らなくても楽しめるということで、ふらっと気楽に行ってきました。
午前の部と午後の部が選べたので、とりあえず片方だけ参加したのですが・・・でもあとから両方参加すれば良かった~と、かなり後悔(T_T)
どこのお席も1席あたり8人ほどと少人数なので、各席でのお茶をじっくりと楽しむことができ、興味深いお話も聞けて本当にステキなお茶会でした!
辻利兵衛本店さんは辻利から分家されたお店。創業は萬延元年(1860年)という老舗、山に利の「やまり」印の屋号が目印。こちらのイケメン社長さんが直々にもてなして下さいました。
黄綬褒章と旭日小綬章を受章されたお茶農家、吉田利一さん。
この日、特に楽しみにしていたのがお茶名人の吉田利一さん。テレビにもよく出られる有名人で、お名前のついたボトリングティーまで販売されています!1万円越えと超お高いお値段ですが、贈答品として人気の品だそうです(^-^)
この日はよく晴れて気持ちのよいお天気でしたが、日陰はかなり肌寒くて初春らしい日でした。そのせいか我々の前の回では上着を着たままの方もいらっしゃったということでしたが、個人的には吉田さんが作務衣姿なのに・・・なんだか失礼な感じに思えてしまって。この時の方々は皆さんが同じように思われたのか、上着なしで頑張りました(^^;
写真は玉露の葉が製造過程で固まってできる、通称「みのむし」。量的にはほとんどできない珍品で、これを集めたものが「だんご茶」。そのまま食べると口内炎に非常に効くらしく、女性には人気の品だそうです。
35gで1,080円(税込)だそうです。その場で販売もされていましたが、買えばよかった・・・とかなり後悔。
京都府南部は宇治市、京田辺市、和束町などの有名なお茶どころがある地域。「お茶の京都」として盛り上げようと色々なイベントをしてはりますが宣伝が下手なんですよね・・・。
本当に興味深く楽しい会でしたので、来年も絶対行こうと思っています。お茶好きの方にはぜひお勧めします(^-^)