京都てっぱん日記

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京都大学の「親子理科実験教室」体験記。

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おなじみ、アルベルト・アインシュタイン博士。©AFP

我が家のオタク息子はご縁があって、京都大学の子ども向け実験教室に通っていました・・・と書くと何やらすごい教室のようですが、実は小学生なら誰でも申し込める教室なのです(画像は昨年度のものです)。

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こちらの実験教室は、京都大学理学部のNPO法人「あいんしゅたいん」が主催しています。理事長は坂東昌子先生。ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士の教え子さんでほんまもんの『リケジョ』(理系女子)です。

湯川秀樹の教え子、京大のリケジョ・・・と聞いて、内心ちょっぴり怖気づいていたオタク母でしたが、坂東先生はとても気さくな方で、我々保護者にもよく話しかけて下さいました。(お写真の掲載は「あいんしゅたいん」から許可済です)

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「親子実験教室」での貴重な体験。

実験教室の講師は大学教授や有名中学校の先生など様々ですが、どなたもベテランの方ばかり。楽しく分かりやすいお話なので飽きません。また、現役の大学生がAT(アシスタント・ティーチャー)として実験のお手伝いをしてくれます。数年前のことになるので、オタク息子に思い出してもらいつつ感想を聞くと、

「うーん、思い出はいっぱいあるけど・・・『豆電球で明かりをつけよう』が一番面白かったなあ!」

だそうで。この実験では、手動の鉛筆削り機をくるくる回して電気を起こし、明かりをつけました。実は発電に「鉛筆削り」を使うというアイデアも、あいんしゅたいんオリジナルのものだったそうです。この時の実験がとても楽しそうだったので、思わず学研の「電子ブロック」を買ってしまいました。

 

「親子実験教室」のコースと講座。

現在は月1回の春コース(4月~6月)・春~夏コース(5月~7月)を開催中ですが、残念ながら受付終了。今回は「光の不思議 ~ 光を可視化しよう ~」「アルキメデスの発見 ~ 金属でも水に浮くの? ~」などのテーマで行われます。費用は一般で12,000円(1回4,000円×全3回) で、京都大学総合博物館の見学もあります!

 夏休みには「夏休み集中講座」、クリスマスには単発の「クリスマス直前講座」もあるので、京都観光のついでにイベント気分で参加してみるのも良いかもしれません。オタク息子が参加していた時には、はるばる九州から来られている方もいらっしゃいました。でも、その価値はありますよ!

(動画のリンクがうまくいかないので、「ギャラリー」へのリンクを貼りました。実験の様子や先生方のお写真が見られます)

 ギャラリー - NPO法人 知的人材ネットワーク・あいんしゅたいん