京都府綾部市に本店を置くグンゼは、男性用肌着で国内シェアNo.1の繊維メーカーだ。創業者は波多野鶴吉という人物で、キリスト教精神に則った経営を進めた。
学生時代はトンデモ生活を送っていた鶴吉。既婚者にもかかわらず京都で女遊びに狂い、実家の財産が傾くほど金を使い、おまけに梅毒を移されて鼻が欠ける経験までした。そんなだらしない鶴吉を妻の葉那(はな)は赦し、支える。
その後改心してグンゼを設立する。社長時代は夫婦で工場の長屋に住み、質素な暮らしをする一方で、労働者のために学校や病院などを建設した。市内には鼻の欠けた鶴吉の銅像が立っている。地元の英雄を全国に知ってもらいたい――。綾部市と経済関係者は2015年9月2日、「NHK朝の連続テレビ小説誘致推進協議会」を設立した。主人公はもちろん波多野夫妻だ。設立総会には山崎善也綾部市長や城福健陽京都府副知事らが出席。PRや署名活動、NHKへの陳情を行っていく方針を打ち出した。
グンゼを擁する京都府は副知事や綾部市長を先頭に盛り上がっています!ちなみに京都府の城福副知事はグンゼの創始者、波多野鶴吉さんの遠いご親戚だそうです。見ていますとグンゼ創始者の波多野さんはかなり破天荒な方だったようで、ドラマにはぴったり。性病で鼻が欠けた朝ドラ主人公って、今までにいたかしら?破天荒過ぎる!
オタク父子の下着はゴムが伸びないBODYWILD、オタク母のタイツは毛玉ができにくくて色出しが好みなCalvin Kleinなのですが、実はどちらもグンゼの品。家族で愛用していますが、本社が京都府綾部市とは知りませんでした。ひそかに地産地消していますね。
朝ドラ誘致活動、全国で頑張ってます!
最近の朝ドラはニッカウヰスキーの「マッサン」 、大同生命や日本女子大学の「あさが来た」と実在の人物が多くなってきており、次の朝ドラは「暮らしの手帖」の「とと姉ちゃん」、その次は子供服ファミリア(兵庫県神戸市)の「べっぴんさん」です。次に続けとばかりに、いろいろな地域が誘致活動に盛り上がっています!国体みたいに、各都道府県の持ち回りで朝ドラをすれば面白いですよね。
もし可能なら、綾部市ご出身の塩見三省さんにも出演して頂きたいなあ。地元では結構有名なお家だとか。お兄さまがお一人ご存命で、まだ綾部にお住まいだそうです。
「グンゼ」の朝ドラ、実現すればかなり面白そう。賛同署名も3万8千人分近く集まっているそうです。誘致推進協議会、頑張って下さ~い!