京都の書店員が選ぶ『第3回京都ガイド本大賞』の発表が5日、「京都府書店商業組合」会議室にておこなわれ、京阪神エルマガジン社の『ひとりで歩く京都本』が大賞に選ばれた。
会見で編集担当の秦 啓さんは、「世に数多ある京都本のなかで、個性をつけるために『ひとり』という切り口を考えた。ひとりでも行けそう、という消極的な基準ではなく、ひとりだからこそ楽しみがある京都をすくい取りました」とコメント。また、「差別化するための『ひとり』だったが、シニア世代の夫婦や恋人など、静かな京都を楽しみたい人にも受け入れてもらえた」と、ヒットの理由についても語った。
今年の大賞は関西人にはおなじみ、エルマガジン社*1の『ひとりで歩く京都本』です。おひとり様に特化した京都本ということですが、かなり親切&丁寧な京都ガイド本で地元民でも楽しく読めました。
リピーター賞は、タモリさんにもおなじみの「あの方」!
リピーター賞はブラタモリの京都編第二弾でタモリさんを案内された梅林さんのご本『京都の凸凹を歩く-高低差に隠された京都の秘密』です。グルメや買い物などのありきたりな京都本とは違い、かなりマニアックですが興味深い本です。
「パート2」も出版されるほど好評でした。まずは1冊めをどうぞ(^-^)
*1:ちなみにエルマガジン社の月刊誌「Meets Regional (ミーツリージョナル)」はよく立ち読みしますが、月刊なのに情報量がすごい。あの情報量あっての京都本なのだなあ、と納得です。