京都・太秦を拠点に撮影されている時代劇や刑事ドラマで、脇役や市井の人々の役として欠かせない地元の俳優たちを知ってもらおうと、東映京都撮影所(京都市右京区、京撮)が所属俳優計186人の一人一人のキャラクターを面白く発信するショートムービー(短編映像)の制作公開に乗り出した。毎週1話ずつを京撮のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」に追加。
太秦の東映には俳優養成所があり、京都新聞に年に1回ほど?募集要項が載ります(現在は児童科のみの募集で、卒業するといろいろな番組・舞台等に出演できるようです)。
こちらの紹介ムービーをちょっと見てみようと思って見だしたら、止まらなくなってしまいました。毎週1話ずつアップされており、8月末現在でvol.16 です。個人のキャラにあったお話がとても面白い!
vol.1:「脇役人生」宇野嘉高
vol.2:「時代劇が染みついた男」田井克幸
vol.3:「次の現場にわら人形はいらない!」中村友香
vol.4:「火吹き男 見参!」高島和男
vol.5:「よいではないか」中村彩実
vol.6:「悪役の空」本山力
vol.7:「太秦の平凡な主婦」潮田由香里
vol.8:「食の下克上」
vol.9:「袖の下まんじゅう」
vol.10:「デリバリー」田中千尋
vol.11:「斬られても 斬られても」吉田輝生
vol.12:「取り調べ」森乃阿久太
vol.13:「記憶喪失」峰蘭太郎
vol.14:「秘密」松島紫代
vol.15:「トイレ松の廊下」いわすとおる
vol.16:「さいの目」山口幸晴
時代劇もしくはドラマ「科捜研の女」、最近では「遺留捜査」等でちらほらお見掛けするベテランの方々です。全て見ましたが、笑いあり、ちょっと切ないものもあって興味深かったです(^-^)
個人的には田井克幸さん、高島和男さん、いわすとおるさんバージョンがくすっと笑えて好み。
『京都人の密かな愉しみ』いわすとおるさん、峰蘭太郎さんも!
このお二方のお名前を聞いてピンと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。いわすとおるさんは、『京都人の密かな愉しみ 1st』で常盤貴子さん演じる三八子さんの和菓子屋「久楽屋晴信」の茂さんです。
七三分けで眼鏡をかけた真面目っぽい役でした。「月夜の告白」でのおはぎのくだりのところ、憶えてはりますか?
このショートムービーでは、いわすとおるさんがめっちゃええ声なのです。ひとり芝居の松の廊下、くすっと笑えます。
あと、峰蘭太郎さんは三八子のお父さん役、きざ辰さんです。しつこいけれど、この方ぐらいの京都弁を話す方を出してほしい~!
正面からのお顔は遺影でしか見ていなかったのですが(^^;、さすが殺陣がめっちゃキレイ!美しい!良かったら一度チェックしてみて下さいませ。