とある大先輩と話していて、からしそばの話になりました。「からしをからめた京都名物のあんかけ焼きそば」、京都特集のテレビ・雑誌で定期的に必ず話題になる鉄板ネタです。
ゆでた中華麺をカラシ醤油で和え、その上に鶏ガラと昆布でとったスープのあんをかけるというもので、あんには小エビにカシワ、青ネギにシイタケ、そしてレタスがたっぷり入っている。麺を和えるカラシが水や湯ではなく、京都の地酢で溶かれているのも特徴だ。
あの鳳舞からの流れをくむ、いわゆる鳳系(鳳舞系)でしか食べられない麺なのですが・・・鳳系は今後減ることはあっても増えることはないだろうなあ。そう言えば、「鳳飛」の姉妹店だった「白雲」は5年ほど前に閉店しました。
話しながら勝手にいろいろ想像してみましたが、ブルータスの特集に載っているお店も今後どうなるか分からない、食べるなら今のうちだろうなあという結論に*1。これは今のうちに行っておかないと!
鳳泉の「えびかしわそば」=からしそば!
人気店なのでいつもは行列が絶えないのですが、お昼時を外したせいか空いていました。気のせいかな・・・ここのお店はいつも小綺麗でオシャレなお客さんが多い印象。河原町二条というお土地柄?
メニューを一応チェックした後でおばちゃんに「えびかしわそば一つ下さい」とお願いしました。ちなみに人気のシュウマイは売り切れ。個人的にはそこまで好みではないし1人では食べきれないので良かったかも、と負け惜しみ。
しばらくして運ばれてきました。かしわの細切れと小エビが入っています。ここはお皿が平たいので少し食べにくいのですが、美味しいので良しとします。
えびかしわそば、広東料理らしい薄味で相変わらず美味しかったです。この味がずっと続いてほしいなあ。宜しければお試し下さいませ。
℡:075-241-6288
営業時間:11:30〜14:30(L.O)、17:00〜20:00
定休日:月曜・火曜
→京都 広東料理 鳳泉