半年ほど前になりますが、話題の立ち食い蕎麦「すば」に行ってきました。年明けぐらいに実家の母を誘ってみたところ、「立ち食い蕎麦!?」とけんもほろろだったのですが、その後で朝日新聞*1に載ったらしく行ってみたいとのこと。
場所は木屋町松原、よく分からなかったので調べたら河原町五条の「フォションホテル京都」近くでした。
母曰く、立ち食いと聞いて駅そばみたいなのを想像してたらしい・・・一応「おしゃれ立ち食い蕎麦やで」と誘ったのに。でもオタク母も、立ち食いは名古屋駅のきしめん「住よし」以来なのでめっちゃ楽しみ!
小窓からお蕎麦を注文!美味しい♪
並んではったらどうしよう、と思いながら行ってみると数人が並んでいるだけでした(観光客で混む時期を外して行ったせいでしょうか、5月なのにもう暑かったので助かりました)。
早速、ムール貝&クレソンのお蕎麦ととろろ昆布&三つ葉のお蕎麦を注文。少しだけ待ちます。
頼んでおいて何ですが驚くようなビジュアル・・・ムール貝って何やそれ。お蕎麦にムール貝?
でもこれが本格的で美味しかったのです。麺は建物の2階で作る自家製麺でお出汁も美味しい、さすが味にウルサい地元民にも愛されるお店。
「すば」の蕎麦は、全国からその時期一番良い蕎麦粉を厳選し、毎朝店の2階で製麺する自家製麺。利尻昆布と本ガツオ、サバ、ウルメイワシなど上質な素材で引いた関西風の出汁に、生産者から直接仕入れる野菜と、立ち食い蕎麦とは思えない本格派の味が人気の理由です。
(中略)
「創作蕎麦のように思えるかもしれませんが、メニューは地方の地野菜や名物料理からヒントを得たものがほとんどなんです。なじみのあるものを再解釈して、こんなにおいしいと知ってもらえたら」
そしてお蕎麦を置いて食べるテーブルが少しだけ傾いているのがユニーク。お店の方曰く「陶芸品」だそうです。お出汁の感じで分かってもらえるかな?ホントに傾いてます。下の写真はこぼれそうやわと言いながらもちょっと楽しそうな我が母。
なんだかんだで面白く、美味しいお店だったので、母はその後で女子校時代のお友達を誘ってまた行ったそう。「立ち食い蕎麦なんて行ったことなかったから面白くって」だそうですが、そりゃそうだろうなと妙に感心してしまいました・・・。
開店前からの行列は当たり前、その後も並ぶのはお約束の有名店ですが美味しいです。宜しければ行ってみて下さいませ。
℡:075-708-5623
Open12:00-Close23:00 LO22:30
*1:朝日新聞の連載「京都ゆるり休日さんぽ」、月イチですが興味深い場所が多く写真もキレイです。
→京都流、本格立ち食い蕎麦 「おいしくておもしろい」人気店「すば」 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]
好評のようで、過去の連載が書籍化されています。面白いです!