京都てっぱん日記

京都生まれ京都育ち、美味しいもの大好き!地元応援を言い訳に食べ歩き&ホテル宿泊強化中♪

京都の元・料亭女将さんが「ミセス・インターナショナル2021」日本代表に選ばれていた件。

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「ミセス・インターナショナル 2021 日本大会」が1日、都内で行われた。藤本ゆかりさん(41)が日本代表、清水由希野さん(39)がパンパシフィック代表、眞柄真有奈さん(33)がアジア・オセアニア代表で、グランプリに輝いた。3人は7月の世界大会へ進む。

 京都出身の藤本さんは、料亭に嫁ぎ22年間おかみを務め、現在は着物帯バッグクリエイターとして働いている。ティアラを受け取ると思わず涙。「着物文化を世界に発信していきたいと思ってます。着物文化が衰退しているので、日本の方にも知っていただきたいです」と意気込んだ。

元料亭女将の41歳がミセス・インターナショナル日本代表に/芸能/デイリースポーツ online

京都の一部でちょっとだけ話題になっていたニュースです。

少し前ですが、京都のとある料亭の元・女将さんが「ミセス・インターナショナル」なるものに選ばれはったそうです。現在の肩書きは「着物帯バッグクリエイター」さんだとか。下のお写真は帯3本分をドレスに縫い直さはったとか。華やか~♪

 
 
 
 
 
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料亭「濱登久」の元・女将さん!

藤本さんは、大丸でもおせちを扱ってはる有名料亭「濱登久(はまとく)」の元・女将さん*1。お店は右京区花園、妙心寺近くにあります。他にハートンホテル京都にも支店がありますね(現在はお休み中)。

女将さん時代の画像がamazonに残っていたので、拾ってきました(リンク先にもあります)。いやはや、一応創業90年あまりの「有名料亭」の女将さんだったよねえ・・・すごいなあと皆びっくり。

 

お子さんが3人もいらっしゃるのに、昔からお若くて華やかな方だったのでさもありなん。料亭の宣伝にもなるのかな?何はともあれ、京都の知名度アップに頑張って頂きたいですね。

*1:元・女将とのことですが・・・この方は確か次男さんのお嫁さんだし、料亭のほうは長男さんのお嫁さんと大女将がいらっしゃるので大丈夫なのかな。記事の見出しだけ見て、この料亭は女将不在なのかと心配してしまったけれど。

「朝に礼拝 夕べに感謝♪」CMでおなじみの「若林佛具製作所」。

 
 
 
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馴染みのある仏壇のCMで育った地域が分かる*1と言われますが、京都で有名なお仏壇CMはKBSの「朝に礼拝(あしたに らいはい) 夕べに感謝♪」でおなじみだった、若林の仏壇かなあと思います(え、もうやってないのかな?お若い方はご存知ないかもしれません、ショック!)。

正式名称は「若林佛具製作所」、仏壇・仏具を扱うお店で創業は天保元年(1830年)という老舗中の老舗です。

京仏壇は木工・漆工・金工などあらゆる技術を駆使した伝統的工芸品。ですので若林佛具製作所の職人さんたちは高い技術を持ち、知恩院などの国宝を補修したりと数々の有名寺院御用達です。

CMを知らない方も多いかな?・・・でも、このマークはご存じなのでは?

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わが社の不動のアイドルといえば…この子で間違いないでしょう。こちらは、およそ60年前に誕生した、若林佛具製作所のシンボルマークです。1961年の親鸞聖人の700回大遠忌(御遠忌)がきっかけで生み出されたそうで、奥田広幸氏というデザイナーさんが考案されたということです。

わが社のアイドル|若林佛具製作所|note

若林佛具製作所のnoteによると、「わが社のアイドル」だそうです。確かに若林といえば、おかっぱ頭のこの子が浮かびますね。

 

若林佛具製作所プロデュース「なごみ工房」はお勧め。実は松栄堂のお香が安いです!

若林佛具製作所さんプロデュースの通販サイト「なごみ工房 楽天市場店」があるのですが、専門店だけあって品揃えの豊富さには驚き!そしてこんなモダンな仏壇があるんやと・・・目から鱗です。上は人気ナンバー1、雑誌や新聞に多数掲載された「ミニ仏壇  HAJIME」です。

私事ですが、ここ2年ほどこちらのお店をよく使わせてもらっています。こちらのお店はお香が他で買うよりもお得で一番リピートしているのは松栄堂のお試しセット。送料込みで1,280円(税込)と、直営店の定価1,320円より安い!

毎月楽天セールの時に1つ買って(1,000円ちょっとなので買い回りにぴったり)、他の香りといっしょに楽しんでいます。同じ香りばかりだと飽きるからちょうどいい。

お盆も過ぎちゃいましたが、宜しければチェックしてみて下さいませ。

詳しくはこちら→<楽天市場> なごみ工房

*1:他にも関西ローカルなら「手と手を合わせてなーむー」の滝本仏光堂や「お仏壇の浜屋~♪」も有名だったような。

<ロケ地まとめ>2021/8/20放送:西川貴教さんの"いけず"な京都旅「京の不思議探し」!

西川さん、相変わらず面白かったです。京都に長年住んでいても、知らないことばかりだなあと改めて実感。今回も勉強になりました!

ナレーションは前回、前々回に引き続き田畑智子さん。京都弁が自然で耳に馴染みます。

清水寺

久々にお見かけした井上章一さん、髪型が何やら変わったというか・・・エアリーな感じ(^_^;

清水寺仁王門(別名:目隠し門)の狛犬がどちらも口を開けている=阿吽の「阿」、仏教の教えを大声で伝えているそうです。こんな感じで、ぱっと見では気づかない仕掛けがたくさんある「いけず」なお寺なのだとか。

〒605-0862 京都府京都市東山区清水1-294

Yahoo!ロコ<清水寺 仁王門>

 

あじき路地

京都で一番有名な「路地(ろおじ)」と言ってはりましたが、本の表紙になるほど有名な路地。テディベア作家さん、帽子作家さんなど若手アーティストさんたちが集まる長屋になっています。

西川さんがアイスコーヒーを飲んではったお店は「喫茶文六」さん。ロケ当日がプレオープン日という、7席だけの小さな喫茶店です。

 
 
 
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ちなみに「あじき」とは大家さんのお名前、安食(あじき)さんから。安食さんから西川さんへのコメント「すごくスリムな方やねえ」に爆笑・・・ちょっと前の西川さんの「めっちゃ寂聴やん!」など、何度見ても笑えます(^_^;

京都府京都市東山区大黒町通松原下ル2丁目山城町284

Yahoo!ロコ<あじき路地> 

 

甘春堂(かんしゅんどう)本店

創業1865年の老舗。この番組唯一のグルメ、「大仏餅」は初めて知りました。通販もしてはるそうです。

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大仏餅(単品) | うちの看板娘(銘菓),大仏餅 | | 甘春堂(かんしゅんどう)

℡:075-561-4019

営業時間:月~日 09:00~18:00 

定休日:なし

Yahoo!ロコ<甘春堂 本店> 

 

方広寺

 
 
 
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「国家安康」の有名なつり鐘があるお寺。桂吉弥さんの「いけず寄席」で興味深い話が聞けました。

秀頼の時からの台座は「寛永通宝」の一部になったという言い伝えがある、釣り鐘の内側に女性の横顔(のようなもの、淀君の亡霊?)があるという話は興味がありますね。

 

大船鉾

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平成24年(2012年)には明治3年(1870年)以来142年ぶりに唐櫃による巡行復帰を果たしました。そして平成26年(2014年)7月24日(この年より後祭が復活)、大船鉾は150年ぶりに復興を遂げ、祇園会の巡行列の掉尾を飾りました。

京都・祇園祭「大船鉾」 | 公益財団法人 四条町大船鉾保存会

西川さんも見学したかったという大船鉾。興味がある方、コロナ禍が終わったらぜひ!

 

カットサロンアヅマ

西川さんが京都理容美容専修学校の三上嘉比古さんからお話を聞くのは、仏光寺通油小路東入の「カットサロンアヅマ」。創業70年を超えるベテラン理容室。

京都の理髪店が四つ角に多い理由・・・江戸時代の四つ角には町と町との境界にあった木戸門が置かれ、その門番さんが副業として始めたのが髪結いだったそうです*1

下記のブログも見つけました、ご参考まで。

角地の床屋さん - うさぎのつぶやき 宿と観光情報 | 京宿うさぎ【公式】京都二条城そばの町家で暮すように泊る 一棟貸町屋

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©NHK

 

班女塚(はんにょづか)

仏光寺通新町東入の路地奥にある班女塚。このたたりで秀吉が道を作れなかったとか。近くに「繁昌神社」があります。

この『班女塚』については『宇治拾遺物語』になかなか奇妙な記述が見られます。
「この地に住んでいた家族に2人の姉妹あり。特に妹は28歳頃に未婚のまま病死しました。葬送のおり、遺体を棺に入れ墓地へ運んだのですが、いざ墓地に到着したら遺体が無い!なんと、家の戸口に戻っていたのです!
その後幾度となく試みるも、遺体はガンとして動かないので、ここに塚を造って葬ったのです。その後、塚を祀る神社が建設され、当初は班女神社と呼ばれていました。

いつのころからか、班女神社は繁昌神社と改名(?)され、秀吉の時代からこの周辺は「繁昌町」と呼ばれるようになったようです。

安芸の宮島、京都の神泉苑に祀られている弁財天と同体とされ、悪縁消滅、商売繁盛、良縁成就の神社でありますが、未婚女性がここを訪れると結婚出来なくなるという言い伝えもあります。

繁昌神社

取り急ぎ、まとめてみました。次回、第4回も企画されているということでかなり楽しみ!

 

前々回は「名水と恋と都の秘密」!

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ちなみに前々回、シリーズ初回は「水と恋と都の秘密」でした。下鴨神社から出町柳の枡形商店街など、色々行かれてましたね。

数日前に放送された前回&前々回をまとめた「秘密の京都パワー」、録画を見たら大雨で画像が乱れて点描画のよう・・・NHKさん、再放送を希望します~。

*1:ちなみに、四つ角に散髪屋が多い理由と京都に石畳が多い理由は先日発売された「ブルータス No.940[京都で見る、買う、食べる、101のこと。]」にも書かれていました。この雑誌は地元でもかなり売れていたようですが、今はやりのネタなのかしら?