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京都てっぱん日記

オタクな父&息子と3人暮らし。京都の面白そうなことをお知らせしようと、日々徘徊中。

皇室御用達の「龍村美術織物」で、古ふくさを選ぶ。

グッズ

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古ふくさ各種。手前左は正倉院御物の柄です。

 

いきなりですが、オタク息子が学校の茶道部に入ると言い出しました。小学生の時は学校でのお教室に通っていたので人並みの知識はありますが、細かいお作法などはもう忘れてしまっているかも・・・?

試しに体験入部してみるとのことで、しまい込んであった懐紙入れ、菓子切り、扇子、ふくさを出して準備完了。この際、いっちょまえに古ふくさも揃えてみようと思い、以前から目をつけていたお店へも行ってみました。皇室御用達の「龍村美術織物」です。

 

宮尾登美子・芥川龍之介も称えた、「龍村美術織物」。

錦 (中公文庫)

龍村美術織物は1894年創業。染織や古代裂の研究、復元で知られています。宮尾登美子は初代龍村平蔵をもとに「錦」という小説を書いています。親交のあった芥川龍之介は、

「龍村さんの帯地の多くは、(中略)恐るべき芸術的完成があった。私は何よりもこの芸術的完成の為に頭を下げざるを得なかつたのである」

と称えました。

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今上天皇即位の礼に際し御使用裂、秋篠宮殿下・紀子妃殿下「納采の議」用絹巻物、皇太子・雅子妃殿下「納采の儀」用絹巻物を謹織、正倉院宝物である琵琶袋「大宝相華唐草文様」復元など、国内において重要な織物の製織を手掛けました。
その後も、京都国立迎賓館大会議場のタペストリー、全日本空輸(ANA)シートカバー、新幹線のシート地、赤坂迎賓館内装裂地正倉院宝物「七条織成樹皮色袈裟」など様々なジャンルの織物を製織・復元しました。

龍村美術織物より

・・・など、たくさんありすぎてきりがないのですが、本当に素晴らしい織物を作られるお店なのです。

 

龍村美術織物へ、行く。

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オタク父の知人がこちらにお勤めということで聞いてみましたら、柳馬場御池にショールームがあるとかで早速伺ってみることに。御池通に面したビルの3階にありました。もう少し趣のあるお店を想像していましたので、ちょっと意外(すみません)。

後で聞いたところでは、壬生の本社から少し前に移転したのだとか。こちらのショールームはこじんまりとした場所でしたが、却って見やすくて良かったです。干支や壬生寺の柄など、本当に色々な柄があって目うつりしました。どれも素敵!

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店頭に出してあるほかにもまだまだたくさんの柄があり、言えば棚から出して見せて下さいます。気に入った柄がない場合は、オーダーも可能です(料金は同じです)。

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素敵な柄ばかりですので、どれにするかがなかなか決められません(笑)。お店の方曰く、京都タカシマヤの呉服売場にも支店があるそうですので、

「お値段はどちらも同じですので、ゆっくり考えてそちらで注文して頂いてもかまいませんよ~」

とのことでお言葉に甘えることに。なんてご親切な!小物でも素敵なものばかりですので、これからボチボチと揃えていこうっと。