朝起きてみましたら、晴れていましたので急きょ伺ってきました。祇園の甲部歌舞練所で行われる「京都・和食の祭典」です!
ミシュラン常連料亭の合同点心。今年こそ食べられる?
「菊乃井」「木乃婦」「祇園さゝ木」など、ミシュラン常連料亭 の合同点心が3,000円で食べられるとのことで、昨年はインターネットとハガキからの申し込みが殺到。オタク母も申し込んで安心していましたら、しばらくしてから「残念ながらお断りさせて頂きます」のメールが来てかなりがっかりしました。
今年は整理券が発行されて2種類の点心がそれぞれ先着100名とのこと。点心Aの整理券は9時45分から配布でしたので、大急ぎで支度をして出発。到着したのは9時50分でした。既に行列がたくさんできていましたが、これは祇園さゝ木の大根炊きと粕汁の行列でした。
驚きながら点心の行列を探します。見つからなかったのでスタッフさんに聞いてみましたところ、
「9時45分の点心A、11時半の点心Bのどちらも売り切れです。9時半の時点で売り切れていました。」
・・・えっ?と思って詳しく聞いてみましたら、A・Bどちらも9時半の時点で定員の100名に達していたそうです。しょんぼり。今年もまた食べられませんでした(涙)
他の行列に並んでいたときに知り合ったおばさま方曰く、9時過ぎでもう既に50人ぐらいの人が並んでいたそうです。
「去年はガラガラだったのに。来年はもっと早く来ないとあかんわ~」
だそう。グループで来たうちの1人だけが並んで、他のお連れの方の分をもらうツワモノのおば様もいらっしゃったとか・・・それはちょっと困るんだけど。
行列ばかりの写真ですみませんが、こちらはBの点心に並んだ方たち。スタッフさん曰く、11時半までずっと並んだままだそう(写真を撮ったのは午前10時ごろです)。その間に他の美味しいものが売りきれてしまいそうで、何だかお気の毒。全てを事前申し込みで抽選にすれば良かったのになあ・・・と、出遅れたオタク母は負け惜しみ気味に思ったのでした(笑)
いづ重のいなり寿司、笹屋伊織のどら焼。
仕方ないので、物販へ出かけました。お目当てはいづ重のいなり寿司と、笹屋伊織のどら焼。特にどら焼は本来なら20日前後の3日間しか購入できない貴重なお品です。
物販コーナーには桂高校の生徒たちが作ったという野菜、一保堂茶舗のお茶など有名どころが並んでいました。思わず、京都府網野町「とり松」のばら寿司も購入。素朴な味わいのお寿司でした。
いづ重のいなり寿司は柚子風味でケシの実が入っており、上品な味つけで美味しいお品。2パック買って帰りましたが、オタク父&息子があっという間に平らげました。大人気だったようで、追加分の大きな風呂敷包みをもった板前さんが何度も来られていました。
木乃婦や美山荘のご主人によるトークショーや利き酒大会などの興味深いイベントも多数あったのですが、お腹が空いて大急ぎで帰りました。来年こそは料亭の点心、絶対に食べたい~!