京都てっぱん日記

オタクな父&息子と3人暮らし。京都の面白そうな「ほんまもん」を探して、日々徘徊中。

京都の「おっさん」は、お坊さん。中年男性という意味ではありません。

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写真と本文とは関係ありませんm(__)m

他府県の方には少し驚かれるのですが、京都*1ではお寺のお坊さんのことを「おっさん」と言います。言い方に特徴があって、「お」にアクセントがあります(アクセント的には、英語の「often」と似ています)。

調べてみましたら、浄土宗や臨済宗で住職を指す「和尚(おしょう)」がなまった呼び方だとか?住職も宗派によっていろいろ言い方があるようです。

真言宗:和尚(わじょう)
天台宗:和尚(かしょう)
浄土宗:和尚(おしょう)  おしょうさま→おっさま→おっさん?
臨済宗:和尚(おしょう)
曹洞宗:方丈(ほうじょう)
日蓮宗:上人(しょうにん)

お寺の坊さん、奥さんをなんと呼ぶ? - 凡愚のつぶやき

高名なお坊さんや偉いお坊さんに対してはあまり言わないような気がするので、檀家さんやお寺関係者からお坊さんに親しみを込めた呼び方なのかなあ、と個人的には思っています。

「箸を持って橋の端を渡る」というアクセント練習の早口言葉がありますが、「オッサンのおっさん(中年のお坊さん)」、京都以外の方には難しいかも(^^;

 

余談:おっさんのお話。

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お盆におっさんが実家へ来られた時の世間話で、最近の京都に関する興味深い話をひとつ。ご存知でしたらすみません。

うちのお寺さんは平安時代(^^;にできたという古いお寺なのですが、付随する古い施設を耐震等の諸事情で閉めたところ・・・近くに住む海外の方から「今後はどうされるのですか?良かったら売ってください」という問い合わせが即あって驚いたそうです。

最近いろいろな所から似たような話を聞くのですが、空き地や閉店したお店、空き家等はこのように目ざとく買われて宿泊施設(多くは民泊)になってしまうのですって。おっさん曰く、

「買って民泊にしはっても、その後どうしはるか分からへん。怖い話です」

だそうで。もし採算が取れなくて潰れた場合にはどこに売り飛ばさはるか分からへんので断ったそうです。京都はけっこう保守的で閉鎖的な方が多い(自分も含む)ので、こういったことに日々怯えて暮らしております(T_T)

*1:京都だけでなく、奈良でもこういった言い方をするようですね。お寺が多いから?