第二日赤病院の行き帰りに見える大きな建物、京都府庁。京都に住んでいてもあまり馴染みの無い場所です(河原町御池にある市役所のほうが有名かな、スミマセン)。
ですが7/26にクラシックなカフェができたと聞いて病院ついでに*1行ってみました。しかしなんでこんな真夏にオープンしたんやろ・・・。
重要文化財にも指定されている、京都府庁旧本館。その一室、風情ある前庭を見渡せる南東角に、salon de 1904はオープンしました。
建物の特徴である白壁と茶色の腰板、赤いカーペットはそのまま活かし、府庁時代に使用されていたテーブルや椅子を配置しています。京都府庁旧本館は、明治37年(1904)に建築された、レンガ造りの洋館です。
外観は洋風ながら、建物内部は随所に和風の優れた技術が取り入れられ、建築物というより工芸品の趣すら感じられます。
昭和46年までは京都府庁の本館として、また現在も情報センターや会議室として使用されており、創建時の姿をとどめる現役官公庁建物としては日本最古のものとなっています。
新しいもの好きな大先輩がたが行って30分や1時間待ちとか言われて撃沈したとの噂を聞き・・・どうなるかと思いましたがそこまで並んでいないようでホッとしました。受付で名前を書いて待合室らしき場所で待ちます。
待合室にはゴスロリコスチュームのお嬢さんたち、帽子をかぶったウォーキング仲間おばちゃま集団、観光客らしきカップルなど様々でした。
外にあったメニューを何度も見て、何を食べるかあらかじめ下準備。
ちなみに待合室はクーラーがたいへん効いています!大昔の学校みたいな縦長のクーラー、めちゃめちゃパワフルで真横に座っていたら凍えそうになりました。かといって廊下に出ると暑い、仕方ないので何度も出たり入ったりしました。
クラシックでレトロな建物、内部も古くて素敵!
カフェの入口はこんな感じ。ちなみに廊下の向こうに見えるのがガラス張りの文化庁か教育委員会、だったような。
時間があったのでお花の写真もパチリ。岩井製菓はたしか文化博物館でお隣さん、だったかな?
前田珈琲ってマンガミュージアム、アルティ(京都府民ホール)、京都国立博物館など最近ほんと何処にでもあるような気が。勢いがあるんやなあ。
写真のサイズが不細工でスミマセン。進々堂のパン使ってはるんかな、と思いながら。そんなこんなで時間をつぶしていたら呼び出しされたので行ってみました。待ち時間は、結局45分くらいでした。
天井が高く広々とした空間!よく言えばレトロ、悪く言えば昔そのままの内装・・・これも風情があっていいのかも。
注文は事前に決めていたので、使わなかったけれど机にはベル!なんとレトロで素敵なシステム。広い店内のあちらこちらで聞こえましたが、店員さんはどこで鳴っているか分かるんやろか?
ドリンクとミートソーススパゲティのセットを注文。普通に美味しかったです。ミニというけれど量もそこそこありました。
あまりに冷房が寒かったのでホットティー。代表取締役の前田さんが収集した珍しい食器もあるらしいので、他のメニューも見てみたいかも。
アート作品が飾られたモダンクラシックな店内にはアンティーク家具が置かれ、一部の椅子やテーブルは同館で大正期ごろに使われていたものも。食器にもこだわり、清水焼をはじめ、昭和期に米国など連合軍の占領下にあった時期のみの「オキュパイド ジャパン」裏印入りのレアな陶磁器も使われ、視覚でも食事を楽しめる。
なんだか言いにくい店名はたぶんずっと憶えられないと思う・・・メニューはオーソドックスですが、御所のお散歩ついでに良いかも。たぶん流行りそうなお店ですので、宜しければお早めに!
℡:075-414-1444
営業時間:8:00~17:00
定休日:土・日曜日、祝日
*1:府庁前って意外にカフェって無いので・・・待ち時間さえ無ければ日赤のついでに良いかな?以下はご参考まで。