京都てっぱん日記

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<6月16日は和菓子の日!>でも、京都人への手土産に和菓子はNG?って・・・本当です(^_^;

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「全国和菓子教会」ウェブサイトによれば、6月16日は和菓子の日なのだそう。

【京都の人へ「和菓子を持参する」のはNG!?】
ところで……みなさんはこんなウワサをご存じでしょうか。それは「京都の人にお茶菓子を持っていくとき、和菓子をチョイスすると嫌な顔をされる」というもの。

【なぜダメなのか】
記者(私)は、初めてこの話を耳にしたのですが、かつて都内でテレビ関係の仕事をしていたという、当「Pouch」編集部スタッフNによると「当時の上司からは、いつも “京都に和菓子は持っていくな” と言われていた。だから京都でロケがあるときは、先方にいつも洋菓子を持っていっていた」そう。

なんでも、その理由は「京都の人は京都の和菓子がいちばん美味しいと思っているから」なのだそうですが……これってホントにホントなの!? 

【6月16日は和菓子の日】一部でささやかれる「京都の人に和菓子を持っていくのはご法度」説は本当なの? 京都の人に聞いてみた! (2016年6月16日) - エキサイトニュース

「和菓子の日」というものがあると数年前に知り、その日を記念したお菓子がこの日だけ発売されると聞いてカレンダーに印をつけて待っていました。ふと調べてみるとこんな記事が*1

記事の結論として和菓子は「元貴族やお寺、神社には避けたほうが無難」って書かれていましたが、一般家庭でもなるべく避けたほうがええんちゃうんかなあ、と思っていたら先日発売された「BRUTUS(ブルータス) 2021年 6月15日号 」にも書かれていました。

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和菓子のイメージが強い京都だが、京都人に持って行く手みやげには洋菓子が無難だ。理由は茶道文化が健在の京都では、和菓子は見た目や味だけではなく、その意匠に季節感を取り込んだものも多い。つまりはおもてなし文化の結晶のようなもの。ゆえにこだわりが強く、人によっては審美眼を光らせて厳しく評価を下している。

加えて、京都人は無類の新しいもの好き。目新しい洋菓子のほうが実は喜ばれることが多いのだ。

BRUTUS(ブルータス) 2021年 6月15日号 No.940 [京都で見る、買う、食べる、101のこと。] [雑誌]

この本、けっこう地元でも話題になって買ってる人が多いようなのですが・・・京都は和菓子にうるさい人が本当に多いです。茶道関係者が多く口も肥えた人が多いせいかな、何かしらケチのつけどころがあるようで。予算、季節感、TPOなど色々考え出したら無限ループにハマるので洋菓子が無難なんでしょうね。

個人的に気軽な差し入れだったら京都で有名なパティスリー菓欒(カラン)「西賀茂チーズ」や大丸の地下でモンロワール「リーフメモリー」なんて買います(夏場はあかんけど(^_^; )。

結論として、やはり「京都人への手みやげに和菓子はNG」ということでした。和菓子の日なのにゴメンナサイ!

*1:「京都の人に京都以外の和菓子を持っていく」のはかなり危険!京都の人(特にご年配の方)は「京都的中華思想」、京都がいちばんって思ってる人がほんまに多い(←口ではそうは言わないかもしれないけれど)。

「京都の和菓子を持っていく」場合でも、大きい寺社仏閣なんかは出入りのお菓子屋さんや門前菓子もありますし、御用達の色々なしがらみもあるので面倒。一般家庭でも予算や和菓子屋のランクなどを考慮すると、ほんまに面倒(二回目)♪でも、最近の若い人は気にしない人が多いかも・・・とも思います。