京都てっぱん日記

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「京都人の密かな愉しみ」の鶴子さんも訪れた?玉の輿の良縁に恵まれる今宮神社。

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先日の「京都人の密かな愉しみ」で、大晦日に三八子さんがお母さまの鶴子さんから

「今宮さんに行きまひょか~」

と、言われてはりましたが、北区にある今宮神社は良縁に恵まれると噂の神社。大徳寺のすぐ横にあります。

なんでも「玉の輿」に乗ることができる神社で大人気だとか・・・でも、ちょっとドギツイ表現ですねえ。細かいことを言いますと、有職和菓子屋「久楽屋春信」のロケで使われているお店は雲龍でおなじみの老舗和菓子屋「俵屋吉富」で、創業は宝暦5年(1755年)の老舗です。もはや玉の輿なんてお願いしなくて良いのではないかと(^^;。三八子さん、いい方に巡り合えると良いのだけれどなあ!

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徳川五代将軍綱吉公の生母桂昌院は、一説に西陣の八百屋に生まれ、その名を「お玉」と呼ばれたと伝えられます。三代将軍家光公の側室となって綱吉を生み、将軍の生母として大奥で権勢をふるい、従一位の高位にまで昇り詰めた事から「玉の輿」の言葉の起源ともいわれています。

桂昌院は故郷を忘れず西陣の興隆につとめ、その氏神である当神社が荒れていると聞くと、今宮神社再興に社領百石を寄進して社殿を修復し、四基の鉾も新たに作られました。

今宮神社ウェブサイトより

オタク母が子どものころはもっとぼろっちい古びた神社だったのですが、鳥居がいつのまにかきれいな朱色になり、観光客の方たちがたくさん訪れるようになりました。境内には阿呆賢(あほかし)さんと呼ばれる石があり、持ち上げる時に軽いと願いがかなうと言われます。大昔に持ち上げた記憶がありますが、はて・・・どうだったかな?

 

門前菓子には「あぶり餅」!

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東側の参道には有名な「あぶり餅」のお店「かざり屋」と「一和」が向かい合って2軒ありますが、どちらへ行かれるかはお好みで。焦げたお餅に白味噌の甘いたれがとても美味しい!冷えると美味しくありませんので、持ち帰りではなくその場で召し上がるのをお勧めします。

オタク息子はお餅が大好きなのですが、あぶり餅はまだ食べたことがないので残念。どちらのお店に行こうかな?ちなみに船越英一郎さんは「一和」がお気に入りだそうです。

 

京の三奇祭の一つ、「やすらい祭」。

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来月の第二週日曜には「やすらい祭」があります。桜を見がてら、宜しければ行ってみて下さいね!

この祭りは、民俗無形文化財の指定を受け、「太秦の牛祭」「鞍馬の火祭」とともに、京の三奇祭の一つとされている。また京都の春の祭りのさきがけをなす祭でもありこの日が好天に恵まれるとその年の京の祭はすべて晴れると言われている。花の精にあおられて陽気の中に飛散するという悪疫を、囃子や歌舞によって追い立てて、花を欺く風流傘に宿らせ、紫野疫社に送り込み神威を仰いで鎮めるというのがこの祭の行法である。

今宮神社ウェブサイトより