毎月のお墓参りの帰りに、行ってみたかった「するがや祇園下里」へ。有名な「大つつ」は、おばあちゃんのところによく置いてあった記憶があります。
気がつけばなんと閉店しており、昨年復活したそうです。経緯は何となく知ってはいたのですが、詳しく知って驚きでした。読売新聞さん、京都のことをよく取材してくれてはるなあ。
するがや祇園下里7代目 井上真由美さん1818年(文政元年)に創業した「するがや祇園下里」(東山区)では2年前、経営していた6代目と連絡が取れない状態となった。透き通った琥珀色のあめに、いった大豆を絡めて伸ばした「祇園豆平糖」などの看板商品は、全国から注文が寄せられるほどの人気を誇っていた。
☆昨年3月、不動産業者から、店舗の所有権が一部、他人の手に渡っていたと聞いて衝撃を受けた。居心地の良い、温かい場所を守れるのは自分しかいないと決意し、業者から土地と建物を取り戻した。
先代とは連絡を取れないままで、ゼロからのスタート。店に残された古い納品帳や職人たちの記憶を頼りに、「前にお取引させてもらっていたんですけど、またお願いできませんか」と一軒一軒に連絡を入れた。
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当時はMBA(経営学修士)を取得できる経営大学院を卒業する目前だった。学んだ知識をフル活用し、のれんを安定的に引き継げるよう店を初めて法人化。創業以来初の女将となり、8月4日に店を再開すると、800年の歴史がある老舗料亭などからお祝いの花が届き、復活を祝ってくれた。
当時の職人さん「金ちゃん」も戻ってきてくれはったそうです。だいぶお年のようですが頑張って頂きたいものです。
廃業や閉店する和菓子店の噂をちらほら耳にする中で、かなり喜ばしいニュース。周りも好意的に受け止めてはるそうです。しかし6代目さんってどこに行かはったんやろ・・・。
ウェルカムドリンクは「あめ湯」。白小豆の羊羹がめっちゃ美味しい!!
古びた店構え、雰囲気あって素敵です(変に手を加えていないところが老舗感あってなお良し)。ウェルカムドリンクにあめ湯を頂きました。このあめ湯、デュシタニ京都にチェックインした時のあめ湯(夏場は「ひやしあめ」)だそうです。そう言えばそうかも!
古き良き昔を偲ばせる店内。夏場は「ひやしあめ」「あめ湯アイス」も人気だったそうです。
とりあえず、食べてみたかった白小豆羊羹「朝の露・白」と最中を購入。最中のあんこは注文してから入れてくれはります。5個注文しましたが、帰ってすぐにパクパク食べてしまいラスト1個。
白小豆の羊羹、ハマってまた買いに行っちゃいました。何だろう、白味噌とか白小豆とか・・・白いもの好きが京都人のDNAに組み込まれているのでしょうか。
「よーいドン!」の「となりの人間国宝さん」に出はります!
このたび、2月14日(水) 9:50〜11:15放送 の 関西テレビ「よーいどん」の中の「となりの人間国宝さん」のコーナーに出演させていただきます
— Mayumi / 京菓子司7代目女将 (@mayumi_0322) February 8, 2024
再創業後、初めてのテレビで、このような機会をいただけて、大変感謝しています。
ぜひご覧いただけましたら嬉しいですhttps://t.co/hgXwwplhAr pic.twitter.com/KEPyZtEmNc
あの「となりの人間国宝さん」に認定されるようです。今から録画準備しています。楽しみ!宜しければチェックしてみて下さいませ。
℡:075-561-1960
営業時間:午前11時~午後6時
定休日: 水曜定休