京都てっぱん日記

京都生まれ京都育ち、美味しいもの大好き!地元応援を言い訳に食べ歩き&ホテル宿泊強化中♪

老舗のあとつぎさんはスゴいなあ、頑張れ!と思った件。

某老舗店の若主人さんと、とある趣味のことで「見ました?」「まだなんです、楽しみ!」キャッキャウフフと暫し会話がはずみました。あの百味会にも加盟している有名店。

オタク母はお小遣いの範囲でぼちぼち楽しんでいるのだけれど、こちらのご主人は年季と課金額が違う!コロナ禍前はヨーロッパ方面にまで訪れていたという筋金入りの方なので、本来は家業よりも違う方面のお仕事をしたかったであろうなあ・・・なんて考えてしまいます。

 

頑張れ、あとつぎさん!

いたって普通の一般人でも、京都で半世紀近く生きていると○○の次期当主さん、××のぼっちゃん、△△の○代目さんなんて方をチラホラお見かけします。寺社仏閣やオーナー会社、茶道や華道のお家元、政治家や老舗名店など京都に長年関わってきた方たちのご子息さんです。

当然幼いころから周囲からも「あとつぎ」として期待されるわけですが・・・京都で育たれる方が大半だろうと勝手に思い込んでいたので、洛星→慶應義塾大学→フジテレビにいらっしゃる末富のおぼっちゃんはスゴいなあ、優秀だなあと驚きました(ちなみに先日ご結婚されました、現在の当主さん(お父様)は婿養子さん)。

そして少し前に、とあるお手伝い先で某あとつぎくん(まだ小学生!)に会いました。数百年続く家のあとつぎくん、ホントにかわいいのだけれどスネてイジケて裏では寝転んだりして。でもそれがいじらしくて可哀想で。流行のお笑いの話をしながら、おばちゃんは「頑張れ!」と心の中で思いましたよ。

将来、テレビなどでお顔を幾度となく拝見するであろうおぼっちゃん・・・でもやりたいことが他に出てくるかもしれないなあ。京都らしい京都を支える人の苦労*1を、ちょっとだけかいま見た気がしました。

*1:全く関係ないけれど、裏千家の次期家元は長男ではなく次男さんです。長男さんは詩人だったかな?ご実家を継ぐのが嫌だったのか、名字も変えはったという噂。