昨日はいたって静かな八朔(八月朔日)でした。恒例の挨拶まわりが無かったのです・・・京都ではいつもその日のニュース番組や翌日の新聞で報道されるのに。
今年の夏は祇園祭も鉾の巡行がなかったせいか、梅雨が長かったせいなのか季節感が全然ない毎日です。毎年、八朔の黒紋付を見ると「うわ~っ、もう8月か(まだまだ暑いんやなあ)」とゲンナリするのですが、それもないとなると一体どうやって季節を感じれば良いのか(T_T)
祇園でコロナが出た!でも仕方ない(^^;
京都の五花街の一つである祇園甲部組合(京都市東山区)は7日、同じ置屋に所属する10代の舞妓2人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。軽症で既に回復して退院しているが、感染経路は不明という。
先月、巷で話題だったのが祇園甲部でコロナに感染した舞妓ちゃんたちが2人も出たこと。感染した彼女たちには本当にお気の毒なのですが、問題点は他にもいくつかあって・・・詳しくはリンク先をご覧下さい。
- 6月末に京都市から公表された時には舞妓とは言わず「無職の女性2人」と発表→後日、週刊新潮の取材後に発表
- 感染した舞妓2人は実家へ帰省→事実上のクビ
- 京都市長が舞妓2人の感染を事前に把握、なじみのお茶屋や置屋のおかみに電話で知らせた
→京都「祇園」の舞妓2人がコロナ陽性 遅れた公表、関係者は「ホストクラブよりあかん」 | デイリー新潮
→波紋を呼ぶ「京都」舞妓の新型コロナ感染 門川市長は知っていた | デイリー新潮
地域的なものかしら?隠ぺい体質がスゴイです。なるほど、京都ならではやなあ~と思いながら読みました。
京都市内でコロナ感染者がだんだん出始めたときでも祇園界隈では全く出なくって、なぜ?興味深いなあと思っていたら・・・ある大先輩が冗談まじりに、
「コロナになったと知られたら、祇園なんて狭い世界やから『あの人、コロナの人え』と言われて、一生後ろ指さされるんとちゃうか?だから、感染しても絶対に周りに言わへんと思う(^^;」
(あくまで個人の意見ですm(__)m)
買い物に行っても人が周りからいなくなるとか、銭湯やサウナに行ってもお湯につかったら人がいなくなったり・・・なんてことを想像して、皆で震えあがりました。春の踊り、夏のビアガーデンもなくなって寂しい限りです。芸舞妓ちゃんたち、頑張ってほしいなあ。